オードリー・ヘプバーン

オードリー・ヘプバーン45 『戦争と平和』3(2ページ)

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作品名:戦争と平和 War and Peace (1956)
監督:キング・ヴィダー
衣装:マリア・デ・マッテイス
出演者:オードリー・ヘプバーン/アニタ・エクバーグ/ヘンリー・フォンダ/メル・ファーラー/ヴィットリオ・ガスマン/ハーバート・ロム/ジェレミー・ブレット

シノワズリなイエローナイトガウン

実にオードリーらしい小っ恥ずかしくなる愛の告白シーン。

18世紀初めロシアにおいてもシノワズリが流行していました。

バルコニーの草木模様も実に美しい。

ナターシャ・ルック7 中国風ドレス
  • チャイナボタンがついたジャガード織りのロングガウン

この作品は、今でこそ日本では知名度の低いオードリー・ヘプバーンの主演作『緑の館』(1959)と『許されざる者』(1960)に並び立つ存在になっていますが、公開当時、日本では1956年度の配給収入の第4位(1位『任侠清水港』、2位『ジャイアンツ』、3位『海底二万哩』)を記録し、50年代から70年代にかけてオードリー・ヘプバーンの代表作の一つでした。

全米興行収入においても、7位(1位『十戒』、2位『80日間世界一周』、3位『ジャイアンツ』)でした。ちなみに、オードリーの作品で全米興行収入がベストテンに入ったのは、本作以外、『ローマの休日』(1953年、7位)、『尼僧物語』(1959年、10位)、『シャレード』(1963年、9位)、『マイ・フェア・レディ』(1964年、2位)の全5作品のみです。

『戦争と平和』のハイライト・シーン

バレエダンサーとしての教育を受けていたオードリーならではの軽やかなステップ。

16世紀に日本から西欧に渡った扇子。スペイン扇子という名で、18世紀にもヨーロッパ全土で大流行。

監督のキング・ヴィダーとメル・ファーラーとオードリー。

当時ハイウエストなドレスが大流行しました。

トランプをするヘンリー・フォンダとオードリーとメル・ファーラー。

このヘアスタイルは本当に可愛らしく、それでいて気品もあります。

素晴らしいドレープを描くシュミーズドレス。

舞踏会のダンス・シーンは圧巻です。

ヘアメイクのテスト写真。横顔のオードリーの美しさ。

舞踏会の踊りの振り付けを練習するオードリー。

現存するオリジナル・ドレス。

ナターシャ・ルック8 舞踏会用シュミーズ・ドレス
  • スクエア・カットのシュミーズドレス
  • 白のスペイン扇子
  • 白のロンググローブ
  • アクセサリーは、頭にティアラとダイヤモンドのイヤリングのみ

このシーンの写真は、特に日本のウエディング会社に人気のある写真の一つです。そして、オードリーとメル・ファーラーが踊る写真の下には、決まってこの一文が挿入されています。「二人はこの作品で共演し、結婚しました」と。それは全くのデタラメなのですが、そういたデタラメさえも、真実味を帯びさせてしまうのが、オードリー・ヘプバーンという女優の魅力なのです。

結婚というセレモニーに最も相応しいアイコンとして、オードリー・ヘプバーンが選ばれる理由が、この舞踏会のシーンを見ればしっくりとくるはずです。



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