アンドロギュヌス

オードリー・ヘプバーンのすべて【1954】前編(3ページ)

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ブロードウェイ舞台劇『オンディーヌ』








『オンディーヌ』はほとんどバレエに近かった。そこには彼女は作り物ではないなにかを持っていました。戦争の影響、肉体的に伝達するダンサーの感覚、そういったものすべてが彼女の仕事を支えていました。演劇界の多くの人々はなにを伝えるかを具体的に知っているわけではなく、ただ漠然と見せびらかすことを考えているだけなのです。でもオードリーは違います。彼女を見た瞬間に、彼女が芸術家であることに気がついたのです。

セレステ・ホルム

1954年2月18日から6月26日にかけて、オードリー・ヘプバーンは、生涯最後のブロードウェイ劇となる『オンディーヌ』にメル・ファーラーと共に共演しました(さらにトニー賞 主演舞台女優賞を獲得)。水を司る精霊オンディーヌを演じるオードリーは、ピーターパンや『テンペスト』の空気の精エアリアルとミランダを足したようなアンドロギュヌス的な魅力を、人生のピークとも言えるほどに発散しています。

オンディーヌを演じるにあたり、当初、オードリーは、髪を漂白してブロンドにすることを強要されました。やがて、そのことが大変で、かつらに切り替えたのですが、蒸れが酷い為、毎晩金粉で染めて、終演後に洗い流すことになりました。

衣裳を製作したのは、ロシア出身のデザイナー・ヴァレンティナでした。そして、オードリーは、毎日6時間も立ちっぱなしで衣裳作りに立ち会ったのでした。衣裳は、当時としてはかなり際どい、魚網の本体に数枚の木の葉を散らしたものでした。

ブロードウェイの成功後、ロイヤル・バレエ団によって、1958年に(オードリーが崇拝する)プリマドンナ・マーゴ・フォンテイン(1919-1991)によってバレエ作品となりました。

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