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オードリー・ヘプバーンのすべて【1954】前編|アカデミー主演女優賞

オードリー・ヘプバーン
オードリー・ヘプバーン
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トニー賞とアカデミー賞の二冠を獲得!






オードリー・ルック<1954年>3 オスカードレス
  • デザイナー・ユベール・ド・ジバンシィ
  • ホワイトフローラルドレス
  • 白のベルト

わたしの名前が呼ばれたときは驚きのあまりどうすればよいのかわからなかった。母とわたしはお祝いをしようと思って、家へ帰る途中でシャンパンを一本買った。それは冷えていなかった。でもそれほどおいしいシャンパンを飲んだのは生まれて初めてだった!

オードリー・ヘプバーン(受賞の翌日に語る)

1954年3月25日に、第26回アカデミー賞にて、オードリー・ヘプバーンは『ローマの休日』でアカデミー主演女優賞を獲得しました(ニューヨークとロサンゼルスで同時中継された)。

この時のドレスは、イーディス・ヘッドによってデザインされた『ローマの休日』の最後のシーンのドレスを、ユベール・ド・ジバンシィがアレンジしたものでした。まだ『麗しのサブリナ』が公開されていないこの時期において、人々がはじめて見た、ジバンシィを着たオードリーの姿でした。そして、『オンディーヌ』の公演終了後に駆け付けたため、メイクはそのままでした。

さらにその3日後に、オードリーは、『オンディーヌ』により、トニー賞主演舞台女優賞を獲得したのでした。オードリーは言いました「二つの賞を裏切らない為にはどうしたらよいのでしょうか?まるで子供の頃に大きすぎて、大人にならなければ使えないものをもらったような気分です」

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オスカー像獲得の翌日!


オードリー・ルック<1954年>4 オスカードレス
  • ディオールのニュールック風スカートスーツ
  • 黒のハイヒールパンプス
  • 黒の手袋

1954年3月26日にオードリーは、記者会見を行いました。


1954年11月5日にオードリーが戦争中に住んでいた激戦地アーネム郊外のオーステルベークの記念碑を訪れた時も同じスカートスーツを着ていました。