究極のフレグランスガイド!各ブランドの聖典ページ一覧にすすむ

ルール ブルー

ゲラン

【ゲラン】シャリマー ミレジム イリス(デルフィーヌ・ジェルク)

1925年に発売された史上初のオリエンタル・フレグランス「シャリマー」のフランカーとして、「シャリマー ミレジム イリス」は、2023年10月1日(日)に限定発売されました。「シャリマー」の世界を生み出してきたアイリスへのオマージュとして誕生した香りは、ゲランの調香師デルフィーヌ・ジェルクにより調香されました。
ゲラン

【ゲラン】アプレロンデ(ジャック・ゲラン)

「アプレロンデ」とは、フランス語で「にわか雨の後で」という意味です。それは1906年にゲランの三代目調香師ジャック・ゲランにより調香された香りであり、彼の印象派絵画への愛を香水に昇華させた意欲作でした(この年、ポール・セザンヌは雨に打たれて死去した)。
アニック・グタール

【グタール】ウール エクスキーズ(アニック・グタール/アンリ・ソルサナ)

1981年に創業したアニック・グタールから1984年に発売された「ウール エクスキーズ」は、〝このうえなき時間〟という意味を持つ香りです。グリーンフローラルの香りは、アニック・グタールとアンリ・ソルサナにより調香されました。
調香界のスーパースター達

ジャック・ゲラン 三代目調香師、シャリマーを作った男

1874年10月17日、フランス・パリで生まれる。叔父であるゲランの二代目調香師エメ・ゲランにより才能を見出され、1890年に、弱冠16歳にして後継者として英才教育を受けることになる。そして、1895年に晴れて三代目調香師に就任する。
ゲラン

【ゲラン香水聖典】すべての香りの道はゲランに通ず

1828年にピエール=フランソワ・パスカル・ゲランにより創業される。1862年に息子のエメ・ゲランが二代目調香師を継承する。1889年に発表した「ジッキー」により、天然香料と合成香料を組み合わせる『最初の現代フレグランス』を創造し、『ゲラン帝国』の礎が築かれる。
ゲラン

【ゲラン】フォル アローム(ティエリー・ワッサー)

1912年にジャック・ゲランにより調香された幻の香り「フォル アローム」(=アロマ狂い)は、当時男性の香料と言われてきたラベンダーとセージを使用して生み出された女性用の香りでした。長らく幻の香りと呼ばれてきたこの香りが、2020年にティエリー・ワッサーの調香により蘇りました。
ゲラン

【ゲラン】カン ヴィアン ラ プリュイ(ティエリー・ワッサー)

「雨が降るとき」という名のこの香りは、2007年にゲランのクリエイティブ・ディレクターのシルヴェーヌ・ ドゥラクルトにより、ティエリー・ワッサーの調香により生み出されました。「アプレロンデ」誕生100周年を記念して生み出された限定品です。
ゲラン

【ゲラン】ルール ブルー(ジャック・ゲラン)

ゲランの香りの素晴らしさが、言葉の領域の先にあることを教えてくれる香り。それが1912年に三代目調香師ジャック・ゲランにより生み出された「ルール ブルー」です。この香りは、ジャック・ゲランにとって第一次世界大戦に出征した彼の心を勇気づける香りでもありました。
ゲラン

【ゲラン】リウ(ジャック・ゲラン)

ゲランの三代目調香師ジャック・ゲランが最も脂が乗っていた1920年代の最後の年1929年に発表した「リウ」は、ジャコモ・プッチーニ(1858-1924)のオペラ『トゥーランドット』に登場する美しい女性ヒロインの名を冠した香りです。
ゲラン

【ゲラン】オーデフルール セドラ(ジャック・ゲラン)

リビエラの風景からインスピレーションを得たというこの香りのコンセプトは、フレンチ・リビエラの高級ホテルでディナーに出かける前の一振りのために生み出されたような香りです。三代目調香師ジャック・ゲランが作り出したゲランの〝第三のコロン〟です。
ペンハリガン

【ペンハリガン】ティラララ(ベルトラン・ドゥシュフール)

2015年に休止したファッションブランド「ミーダム カーチョフ」とペンハリガンがコラボしたフレグランス、それが「ティラララ」です。その断末魔の叫びとも言えるこの香りは、鬼才ベルトラン・ドゥシュフールにより調香されました。
ペンハリガン

【ペンハリガン】コルヌビア(ナタリー・ローソン)

「コルヌビア」とは古典ラテン語で「コンウォール」の意味です。ペンハリガンの創立者の誕生の地を冠したこの香りは、1910年に発売されていた「コルヌビアン ブーケ」を、ナタリー・ローソンにより1991年に蘇らせた香りです。
ゲラン

【ゲラン】ルール ドゥ ニュイ(ティエリー・ワッサー)

「パトリモワンヌ・コレクション 」より、ゲラン創業190周年を記念し、2018年10月1日から発売された「ルール ドゥ ニュイ」は、フランス語で「夜の時間」を意味します。もともとは「ルール ブルー」の100周年記念として、2012年にティエリー・ワッサーが調香した香りです。
ゲラン

【ゲラン】キュイル ベルーガ(オリヴィエ・ポルジュ)

2005年、パリ・シャンゼリゼ通り68番地のゲラン本店のリニューアルオープンを記念して発売された「ラール エ ラ マティエール(芸術と貴重なる生の素材)」コレクション。「キュイル・ベルーガ」は、オリヴィエ・ポルジュにより調香されました。
調香界のスーパースター達

アン・フリッポ 調香師界のマダム・バタフライ

アンはイジプカ(ISIPCA)を卒業し、その後、香料メーカー・シャラボでミシェル・アルメラックのアシスタントとして10年間働きます。そして、2004年にジボダン、フィルメニッヒに次ぐ3番手の香料メーカーIFFに入社し、マスター・パフューマーとなり、現在に至ります。
調香界のスーパースター達

アルベルト・モリヤス ミスター・ブルガリ。またの名をGOD(調香神)

1950年、スペイン・セビリヤ生まれ。10才からスイスに移り住み、1970年にフィルメニッヒに入社。1977年にクレージュのために「FH77」を調香したことからキャリアが始まる。1977年から500以上ものフレグランスをクリエイトしており、あらゆる調香師の中でも最多を誇り、今もなお現役である。
ゲラン

【ゲラン】シャリマー(ジャック・ゲラン)

戦争においても平和においても決して離れず、ムガール帝国の最盛期を作り上げた皇帝シャーとその愛妃ムムターズ。そんな二人のロマンスこそが、西欧の東洋に対する神秘を表現しうる題材だと感じ取った、ゲランの三代目専属調香師ジャック・ゲランにより、1921年に生み出された香りが、「シャリマー」でした。
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