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【ゲラン】カン ヴィアン ラ プリュイ(ティエリー・ワッサー)

ゲラン
ゲランティエリー ワッサーブランド調香師香りの美学
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カン ヴィアン ラ プリュイ

原名:Quand Vient La Pluie
種類:オード・パルファム
ブランド:ゲラン
調香師:ティエリー・ワッサー
発表年:2007年
対象性別:女性
価格:日本未発売

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まぼろしの21世紀の「アプレロンデ」

©GUERLAIN

アプレロンデをより現代的にした、より激しく、中毒性を生む香りです。

シルヴェーヌ・ ドゥラクルト

「雨が降るとき」という名のこの香りは、2007年にゲランのクリエイティブ・ディレクターのシルヴェーヌ・ ドゥラクルトにより、ティエリー・ワッサーの調香により生み出されました。「アプレロンデ」誕生100周年を記念して生み出された限定品です。

雨が降った後の大地の香りからインスパイアされたフローラル・ウッディ・ムスクの香り。

降り続いた大雨がやんだ時、大地のすべての動きがスタートラインに集結します。そして、まるでなにかの合図のようにベルガモットの銃声が放たれます。

その瞬間!生き物の声で大地は満たされます。それらの声に反応するように、ヴァイオレット、アイリス、ヘリオトロープが、湿った空気の中で、洗い清められた透明感溢れる香りを放ちます。

その背景に香るハーバルなローズマリーが心地よく大地を包み込んでいった後に、甘いプラリネが、ムスクに乗って現れ、ヘリオトロープのアーモンドのような側面と結びついていきます。

その瞬間、21世紀の「アプレロンデ」はその全貌を現します。香りは、発泡性のあるパウダリーな〝グルマン・フローラル〟へと柔らかく転換していくのです。それはまさに、よみがえる大自然の謳歌のようです。

セルジュ・マンソーによるボトル・デザインは、葉脈が掘り込まれたクリスタル・ブロックの葉の上に落ちる一滴の大きな雨滴です。1657本のみ限定発売されました。

タニア・サンチェスは『世界香水ガイド』で、「カン ヴィアン ラ プリュイ」を「ルートビアー アイリス」と呼び、「「アプレロンデ」よりも「ルール ブルー」にとても近い。この作品は、改善のしようがないと思える「ルール ブルー」のアニス・フローラル・オリエンタルを新しく作り直そうと試みた最近の数作品のうち、「アンソレンス」と「アイリス ガナッシュ」を結び付けている。でもカン ヴィアン ラ プリュイはすばらしく近代化された作品。」

「おいしそうなほど新鮮で明るいトップノート、風変わりでライムの甘さが強いフローラルブーケ。そして、魅力的なアニスバニラの残香がはっきりとルートビアーを思い起こさせる前に、みごとに古風なバルサム様の段階を通っている。始めから終わりまでバランスがとれていて美しく、ゲランの力を発揮している香水。そして魅惑とユーモアに満ちている。」と4つ星(5段階評価)の評価をつけています。

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香水データ

香水名:カン ヴィアン ラ プリュイ
原名:Quand Vient La Pluie
種類:オード・パルファム
ブランド:ゲラン
調香師:ティエリー・ワッサー
発表年:2007年
対象性別:女性
価格:日本未発売


トップノート:ローズマリー、オレンジ・ブロッサム、ベルガモット
ミドルノート:ヴァイオレット、ヘリオトロープ、ジャスミン、アイリス
ラストノート:プラリネ、ムスク、パチョリ、アンバー

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