オリヴィエ・ポルジュ

キュイル・ベルーガ (オリヴィエ・ポルジュ)

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香水名:キュイル・ベルーガ Cuir Beluga オード・パルファム
ブランド:ゲラン
調香師:オリヴィエ・ポルジュ
発表年:2005年
対象性別:ユニセックス
価格:75ml/32,000円
公式ホームページ:ゲラン


★★★☆☆ パウダリーアンバー

初めて外部の調香師の手になるものとして発表されたキュイル・ベルーガ、「アンジェリーク・ノアール」「ローズ・バルバル」という3つの作品は、ゲランのターニングポイントになっている。キュイル・ベルーガはオリヴィエ・ポルジュの作品、というように、香水がその作り手のものとして初めて明示され、20年か30年続いていた安価な香水の時代は終わりを告げた。また、香水の構造や、詩人気どりの名前、背が高く長方形の瓶をみれば、ついにゲランもルタンスのように香水専門メーカーの影響を受けたことがわかる。大きなソファとキャビアのおつまみを連想するようなキュイル・ベルーガという名前は、やたらな贅沢を好むフランスの嗜好に明らかに迎合したものだ。この香水は基本的に軽いヘリオトロピンとバニリンのアンバー調で、ミドルノートにはフローラルグリーンとスエードの香調がかすかに入っている。色彩と風合いは心地よいが、形は杳として捉えがたい。― ルカ・トゥリン

『「匂いの帝王」が五つ星で評価する世界香水ガイドⅡ』ルカ・トゥリン/タニア・サンチェス 原書房

トップノート:アルデヒド、マンダリン
ミドルノート:パチョリ、カレープラント
ラストノート:バニラ、アンバー、スエード、ヘリオトロープ

2005年、パリ・シャンゼリゼ通り68番地のゲラン本店のリニューアルオープンを記念して発売された「ラール エ ラ マティエール(芸術と貴重なる生の素材)」シリーズの8作品の最高級ラインの一つです(しかも、最初に登場した3作品のうちのひとつ)。それは、当時のゲランのフレグランス開発担当ディレクター・シルヴェーヌ・ドゥラクルトが、3人の著名な調香師(オリヴィエ・ポルジュ、フランシス・クルジャン、ダニエラ・アンドリエ)に外部発注したゲランとしては画期的な試みでした。

3人に課せられた要望はただひとつ、〝世界で最も貴重な原料を使ってゲランのパッションを表現して欲しい〟ということでした。

「キュイル・ベルーガ」=ベルーガ・チョウザメの革という意味ではなく、海のカナリアと呼ばれるシロイルカの革の意味です。

高級なホワイトレザーを彷彿とさせる、15種類の原料で構成された香りは、オリヴィエ・ポルジュによる調香です。アルデヒドとマンダリンの甘いハーモニーからはじまり、最後にはホワイトスエードの香りが、クリーミーなバニラに包まれます。2005年当時、レザーはフレグランスにとってよく使われる香調ではありませんでした。IFFが特許を持つスエーデラルが使用されています。

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