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バニラの香り

メゾン・フランシス・クルジャン

【メゾン フランシス クルジャン】グラン ソワール(フランシス・クルジャン)

「プティ マタン」がパリの朝ならば、こちらはパリの夜をテーマにした姉妹作です(しかし、この琥珀色の美しい液体は夕陽を連想させます)。パリの街が満天の星のように輝く夕べからインスパイアされて生まれた1920年代風のオリエンタルの香りは、フランシス・クルジャンによる調香です。
その他のブランド

【ジュリエット ハズ ア ガン】レディー ヴェンジェンス(フランシス・クルジャン)

2006年12月に、ニナ・リッチのひ孫にあたるロマーノ・リッチにより創立されたニッチ・フレグランス・メゾン、ジュリエット・ハズ・ア・ガンのはじめの2作品のうちのひとつとして発売されたのが「レディー ヴェンジェンス」でした。フランシス・クルジャンにより調香されました。
トム・フォード

【トム フォード】タバコ バニラ(オリビエ・ギロティン)

2007年にトム・フォードが発表した新たなるフレグランス・ライン「プライベート ブレンド コレクション」の第一弾として発売され、いまだに根強い人気を誇る香りです。タバコとバニラの見事な共犯関係は、オリビエ・ギロティンにより調香されました。
ジャン=ポール・ゴルチエ

【ジャン=ポール ゴルチエ】ル マル(フランシス・クルジャン)

ジャン=ポール・ゴルチエから1993年に発売されたファースト・フレグランス「クラシック」に続き、1995年に発売されたファースト・メンズ・フレグランス「ル マル」は、当時24歳のフランシス・クルジャンにより調香されました(彼のデビュー作)。
ゲラン

【ゲラン】夜間飛行(ジャック・ゲラン)

サン=テグジュペリが書いた小説『夜間飛行』(彼自身も1944年、偵察機で出撃中に、ナチスドイツの戦闘機に撃墜され行方不明になる)が、1931年出版され、彼の友人でもある、ゲランの3代目調香師ジャック・ゲランはとても感銘を受けました。
その他のブランド

【ブシュロン】トラブル(ジャック・キャヴァリエ)

YSLボーテの傘下に入ったブシュロンは、シャンタル・ルースの指揮の下、2004年に伝統的な「トゥラブル」モチーフを香水に引用したフレッシュ・オリエンタルな香りを作り上げました。この香りはジャック・キャヴァリエにより調香されました。
イヴ・サンローラン

【イヴ サンローラン】シネマ(ジャック・キャヴァリエ)

2004年に発売された「シネマ」は、トム・フォードがプロデュースしたイヴ・サンローランの最後の香りとして、シャンタル・ルースの協力の下、ジャック・キャヴァリエの調香により誕生したフロリエンタルの香りでした。
アルマーニ

【ジョルジオ アルマーニ】マニア(ジャック・キャヴァリエ)

1982年からフレグランスを発売していたジョルジオ・アルマーニから、世紀末の1999年に発売されたのが「マニア」でした。ジャック・キャヴァリエにより調香されました。この香りは2004年に廃盤になり、ドミニク・ロピオンにより新たなる「マニア」が発売されることになります。
パコ・ラバンヌ

【パコ ラバンヌ】ウルトラバイオレット マン(ジャック・キャヴァリエ)

パコ・ラバンヌから1999年に発売された「ウルトラヴァイオレット」のメンズ・ヴァージョンとして、2001年に発売されたのが「ウルトラバイオレット マン」です。同じくジャック・キャヴァリエにより調香されました。
資生堂

【資生堂】ヴォカリーズ(ジャック・キャヴァリエ)

セルゲイ・ラフマニノフの歴史的傑作「ヴォカリーズ」。この愁いを含んだ調べの中から紡ぎ出されるようにして1997年に資生堂から生み出された香りです。「ヴォカリーズ」とは「音にならない声」の意味です。若き日のジャック・キャヴァリエにより調香されました。
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