マニア
原名:Mania
種類:オード・パルファム
ブランド:ジョルジオ・アルマーニ
調香師:ジャック・キャヴァリエ
発表年:1999年(現在廃盤)
対象性別:女性
価格:情報なし
1999年ヴァージョンの「マニア」=アルマーニア
1982年からフレグランスを発売していたジョルジオ・アルマーニから、世紀末の1999年に発売されたのが「マニア」でした。ジャック・キャヴァリエにより調香されました。この香りは2004年に廃盤になり、ドミニク・ロピオンにより新たなる「マニア」が発売されることになります。
アルマーニなしでは生きていけない〝アルマーニア〟に捧げられたこの香りは、イタリアの太陽を思わせるフレッシュなベルガモットが弾けるようにしてはじまります。すぐに爽やかなオレンジ・ブロッサムとパウダリーなバニラ×ラブダナムが厳粛に広がってゆきます。
そして、サフラン、クローブ、ナツメグといったスパイスが溶け込み、アルマーニが生むエレガンスと官能性の境界線を香りは突き進んでゆきます。
やがて、スモーキーなインセンスとガイアックウッド、アンバリーバニラに全身が満たされる中、サフランの祝福を受けたアイリスの花びらが煌びやかに開花してゆくのです。
すべてがとてもよくブレンドされており、スイート、フレッシュ、フローラル、スパイスといった要素がひとまとめに優しく全身を包み込んでゆきます。それはまさに隙のないスタイリッシュなブラックスーツを着こなす〝アルマーニア〟のようです。
明るいイタリアの太陽よりも、どこか陰のあるミステリアスな夕陽を想わせる香りです。
香水データ
香水名:マニア
原名:Mania
種類:オード・パルファム
ブランド:ジョルジオ・アルマーニ
調香師:ジャック・キャヴァリエ
発表年:1999年(現在廃盤)
対象性別:女性
価格:情報なし
トップノート:ラブダナム、バニラ、ベルガモット、オレンジ・ブロッサム
ミドルノート:サフラン、クローブ、ナツメグ、アンバー
ラストノート:アイリス、ガイアックウッド、ホワイトムスク、バーボンバニラ