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【ディオール】ルージュ トラファルガー(フランソワ・ドゥマシー)

クリスチャン・ディオール
クリスチャン・ディオール フランソワ・ドゥマシー ブランド 調香師 香りの美学
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ディオール帝国のトラファルガーの海戦


ルージュ トラファルガーは、繊細で甘美な赤い果実の誘惑のアコードに、ブラックカラントやグレープフルーツなど、予想外の印象的な香りを忍ばせたフレグランス。クリスチャン・ディオールにとってアイコニックな色であり、昔も今も輝き続けるディオール レッドのように、気分を高める香りです。

フランソワ・ドゥマシー

ルージュ トラファルガー」は、クリスチャン・ディオールの最上級フレグランスコレクション「メゾン クリスチャン ディオール」より2020年1月10日に発売されました。

ディオールのアイコニック・カラー「ルージュ」と「トラファルガー」という単語を組み合わせているのですが、「トラファルガー」とは、クリスチャン・ディオール(1905-1957)が存命時代のファッション用語から引用されています。

クリスチャン・ディオール(右)による1953年のコレクション風景。

特に印象的なドレスはショーの中盤で披露されます。こうしたドレスは「トラファルガー」と呼ばれます。ショー開始から1時間、こうしたドレスが観客の集中力を再び高めてくれるのです。

クリスチャン・ディオール

「トラファルガー」という言葉がディオールによってはじめて使われたのは、1953年のオートクチュール・ショーにおいてでした。当時、ひとつのショーで200着以上ものデザインが発表されていました。そんな二時間の長丁場のショーが中だるみしないようにキラードレスとして「トラファルガー」と呼ばれる赤い(ルージュ)ドレスのシリーズが、サタンなどといった挑発的な名前がつけられ発表されたのでした。

元々「トラファルガー」の語源は、1805年10月21日に、スペインのトラファルガー岬の沖で行なわれた「トラファルガーの海戦」から来ています。この海戦の敗北により、ナポレオン・ボナパルトの英国侵略の野望は潰えたのでした。

そんなユニークな名のついたこの香りの面白いところは、通常赤いドレスの香りは、レッドローズで表現するものなのですが、ここでは、ストロベリーとラズベリー、チェリーという赤い果実で示しているところにあります。

そんなルージュの中に投入されるブラックカラントの意外性。それは甘酸っぱく弾けるフルーティーな香りに大人のブレーキをかけてくれるのです。

この香りの中には一切フローラルは含まれていません。その代わりにオレンジ、グレープフルーツといったシトラスがスポットライトのようにルージュを照らします。そして、ベースのムスクとパチョリが、スポットライトが消えた後に、ベリーに溶け込み、陰影のある甘さを生み出すのです。

実に魅力的なシプレ・フルーティの香りです。メゾンディオールに求められている方向性は、メゾンの歴史とディオールの香りの歴史の融合なのです。ディオールの専属調香師フランソワ・ドゥマシーによる調香です。

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香水データ

香水名:ルージュ トラファルガー
原名:Rouge Trafalgar
種類:オード・パルファム
ブランド:クリスチャン・ディオール
調香師:フランソワ・ドゥマシー
発表年:2018年
対象性別:女性
価格:40ml/12,650円、125ml/28,600円、250ml/40,150円


トップノート:ストロベリー、ラズベリー、マンダリン・オレンジ、チェリー
ミドルノートグレープフルーツ、ブラックカラント
ラストノート:パチョリ、ムスク

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