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オリヴィア・ジャコベッティ 調香界の反逆天使

オリヴィア・ジャコベッティ
オリヴィア・ジャコベッティ 調香師 調香界のスーパースター達 香りの美学
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オリヴィア・ジャコベッティ

Olivia Giacobetti 1966年4月9日、フランス・ブルゴーニュ生まれ。ラルチザンの専属調香師とまで呼ばれた美人調香師オリヴィア・ジャコベッティは、あらゆるブランド・フレグランスの調香を拒否する強いポリシーを持つ調香師です。そんな彼女にとってのひとつのハイライトは、世界初のイチジクの香りを創造した「プルミエ フィグエ」(1994)でした。

1982年に、16歳でアニック・グタールのために働くようになり、17歳の時に、香料メーカーのロベルテでトレーニングをし、7年間アシスタント・パフューマーとして働くことになります。そして、1990年に、24歳にして、彼女自身の香水ラボ「Iska」を創設し、以後、ラルチザンやディプティック、フレデリック・マルエルメスから仕事を受けることになりました。

代表作

アン パッサン(フレデリック・マル)
イリス(エルメス)
サフラン トルブラン(ラルチザン)
ドロール ド ローズ(お茶目なバラ)(ラルチザン)
フィロシコス(ディプティック)
プルミエ フィグエ(ラルチザン)

オリヴィア・ジャコベッティの全ての香水一覧

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アンチ・ブランドの鉄の女


香水に必要なものはただこれだけ。それは神秘性(ミステリー)です。
オリヴィア・ジャコベッティ

ラルチザンの専属調香師とまで呼ばれた美人調香師オリヴィア・ジャコベッティは、あらゆるブランド・フレグランスの調香を拒否する強いポリシーを持つ調香師です。そんな彼女にとってのひとつのハイライトは、世界初のイチジクの香りを創造した「プルミエ フィグエ」(1994)でした。

ブランドのイメージを生み出すフレグランスの創造になんら価値を見いださない彼女にとって、まだ見ぬ未開のフレグランスを創造することこそ喜びなのです。

そんなオリヴィア・ジャコベッティは、1966年4月9日にフランスのブルゴーニュで生まれました。父親は写真家であり、1974年にシルビア・クリステル主演の『続エマニュエル夫人』を監督したフランシス・ジャコベッティでした。彼女が調香師を目指すきっかけは、9歳の時に見たジャン=ポール・ラプノー監督の映画『うず潮』(1975)の中でイヴ・モンタンが演じていた調香師の役柄を見た時からでした。

1982年に、16歳でアニック・グタールのために働くようになり、17歳の時に、香料メーカーのロベルテでトレーニングをし、7年間アシスタント・パフューマーとして働くことになります。そして、1990年に、24歳にして、彼女自身の香水ラボ「Iska」を創設し、以後、ラルチザンやディプティック、フレデリック・マル、エルメスから仕事の依頼を受けることになりました。

100%天然香料にこだわる姿勢

2013年


私が愛するファッション・・・それはヘルムート・ラングやジル・サンダーのコート、そして、APCのジーンズとTシャツ、アルマーニのスーツルックも好き・・・レペットのシューズ、バナナ・リパブリックの白シャツ、旅行が大好きなので、旅先で手に入れた服、Dary’sで手に入れたヴィンテージ・ジュエリー・・・ときにはヴィクトリアズ・シークレットのランジェリーも身につけるわ。

オリヴィア・ジャコベッティ

2003年3月に資生堂の協力によりイアンクス(Iunx)というフレグランス・ラインをスタートすることになります。オリヴィアにとって完全に自由な創造の場を手にしたのですが、商業的には成功せず、僅か2年でクローズすることになりました(2016年に再開)。

そして、2008年にクリスチャン・デイヴィッドと共に、100%天然香料にこだわる世界初のニッチ・フレグランス・ブランド、オノレ・デ・プレを立ち上げます。

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ウッドの存在しない香水を想像できない


私が最も愛する香りはただひとつ「ウッド」です。ウッドの存在しないフレグランスを私は想像できません。

オリヴィア・ジャコベッティ

2017年にコメディ・フランセーズとコラボし、5つのキャンドルを発表しました。

オリヴィア・ジャコベッティは、いまだに頑なにブランド・フレグランスの調香を拒絶しています。アルベルト・モリヤスとは対極の世界で生きる調香師オリヴィア・ジャコベッティ。そんな彼女の仕事に対する姿勢を称して人々はこう呼ぶのです「反逆の調香師」と。

私が若い調香師たちにアドバイス出来ることはただひとつのことです。他のフレグランスを模倣するうちに、あなた自身の世界観を忘れてしまうことになります。それはあなたの本能(直観)と想像力を殺すことになるのです。

オリヴィア・ジャコベッティ

オリヴィアが最も影響を受けた本は、16歳の時に読んだリルケの「若き詩人への手紙」です。そして、最も愛する映画は『うず潮』(1975)とエミール・クストリッツァ監督の『ジプシーのとき』(1988)、そして、ジェーン・カンピオン監督の『ピアノ・レッスン』(1993)です。

ディプティックのロートロワや、自分自身が創造したフレグランスを愛好しています。現在、パリ在住で1996年に生まれた娘がいます。彼女が何よりも愛する料理は、モロッコ料理のアプリコットのタジンです。

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