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マリリン・モンロー7 『紳士は金髪がお好き』1 (3ページ)

マリリン・モンロー
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永遠のジュエリー・アイコンになった瞬間

マリリン・モンローの最大のコンプレックスは、鼻の形でした。

確かに鼻だけを見ていると形は良くありません。

しかし、欠点こそが、美人にとっての個性に変わるのです。

ティアラというものが分からなかったマリリン。そして、かぶりはしゃぐその姿。

マリリン・モンローがジュエリー・アイコンになった瞬間。

50年代ファッションと言えばラップスカート。

ワードローブ・テスト。

マリリン・モンロー・ルック3  ラベンダー・ルック
  • ラベンダー色のハイゲージセーター、ロングスリーブ、ハイネック
  • ストライプが入ったラベンダー色のラップスカート
  • ゴールド・バングル
  • ゴールド・リングイヤリング
  • ラベンダー色の細ベルト
  • 黒のオープントゥ・ハイヒールサンダル

本作は、1925年に、アメリカのオリンピック・チームと同じ超豪華客船でフランスへの大西洋航海に参加した経験を元にアニタ・ルースが書いた原作を、1949年、キャロル・チャニング主演のブロードウェイ・ミュージカルとして上演されました。

映画化にあたり、当初、15万ドルの出演料でベティ・グレイブルの単独主演で考えられていました。しかし、『ナイアガラ』(1953)の出来のよさに、週500ドル(合計18000ドル)の20世紀フォックスの契約俳優・マリリン・モンローの初主演抜擢を決定します。

さらに、マリリンの10倍以上の出演料である20万ドルでジェーン・ラッセルを、原作では脇役に過ぎない役柄を主役に変えて共演してもらうことになります。監督は、ミュージカル初演出となるハワード・ホークス(1896-1977)です。

撮影は1952年11月17日から53年1月22日にかけて行われ、2月に追加撮影されました。マリリンは、ローレライ・リーを演じるためにオリジナルのブロードウェイ・ミュージカルを一ヶ月以上毎晩観劇して、役作りに励んだと言われています。