究極のフレグランスガイド!各ブランドの聖典ページ一覧にすすむ

ロム・イデアル オーデトワレ (ティエリー・ワッサー)

ゲラン
ゲラン ティエリー ワッサー ブランド 調香師 香りの美学
この記事は約3分で読めます。
スポンサーリンク

香水データ

香水名:ロム・イデアル オーデトワレ L’Homme Ideal オード・トワレ
ブランド:ゲラン
調香師:ティエリー・ワッサー
発表年:2014年
対象性別:男性
価格:50ml/8,500円
販売代理店ホームページ:大丸松坂屋オンラインショッピング


トップノート:シトラス、ローズマリー、オレンジ・ブロッサム、ビター・オレンジ
ミドルノート:アーモンド、トンカ・ビーン
ラストノート:レザー、ヒマラヤスギ、インドベティバー

ゲラン ロム イデアル オーデトワレ
created by Rinker
¥6,468(2020/05/30 14:51:06時点 楽天市場調べ-詳細)

香水広告フォト&動画






スポンサーリンク

香水についての解説

〝ロム・イデアル〟=〝理想の男〟。2014年にゲランが発表したメンズ・フレグランスの新シリーズです。「理想の男なんて幻想。その男の香りだけが現実。ゲランは男性の願望に応え、理想のエッセンスをフレグランスに詰め込みました。 」(ゲラン公式サイトより)。

このアーモンドという共犯者を使った「ラ プティット ローブ ノワール」の男性版フレグランスは、つまり、よりわかりやすく言えば、「女性が抱きしめたい」香りなのです。

アーモンドを中心に3つの香りが、舞踏会のパートナーが入れ替わるように、ゆるやかにブランドされるウッディー・アロマティックの香りは、ゲランの五代目専属調香師ティエリー・ワッサーにより調香されました(彼自身が調香したゲランのメンズフレグランスとしては、「ゲラン オム」に続く2作目となる)

「頭脳明晰」な男を演出する爽快なベルガモット、ローズマリー、オレンジブロッサムのトップからはじまり、アーモンドとバニラ、トンカビーンが織りなすアマレット(アーモンド・リキュール)なミドルが、「男前」な男を演出してくれます。そして、インディアンベチバー、シダー、レザーによって「頼もしさ」で全てを包み込んでくれます。

ゲランのメンズフレグランスとして、はじめてアーモンドが調香された香りです。トップからベースまで一貫して香るアーモンドは、「ジッキー」からのインスピレーションです。

男性がもつあらゆるポテンシャルを目覚めさせる引き金となるようなフレグランスを創りました。この香りが掻き立てるのは、まさに理想の男性に出会った時のエモーションなのです。

ティエリー・ワッサー

一見するとORコードですが、よく見ると「NO NEED TO BE L’HOMME IDEAL ANYMORE.YOU HAVE YOUR FRAGRANCE」と記載されているパッケージ。光を屈折させ、内部から輝いているように見せるファセット(切子面)カットのボトル・デザインが男のエレガンスさを引き立たせてくれます。サイドには、マットブラックのラッカー仕上げ。重厚感のあるブラック・キャップにはギョーシェ彫が施されています。

キャンペーン・フィルムには、トム・フォードの『シングルマン』(2009)でスクリーン・デビューしたスペイン出身のファッション・モデル・ジョン・コルタジャレナ(1985-)が起用されています。理想の男が香りのように消えていく瞬間を示した面白いフィルムです。

しかし、〝理想の男〟という表現自体が、多様性を求める現代においては、多くの男性から敬遠されるネーミングであることは間違いありません。真に自分にとっての〝理想の男性像〟を求める男性にとっては、そのネーミング・センスに疑問を感じ、間違いなく敬遠するであろう類のフレグランスです。

タイトルとURLをコピーしました