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阪急メンズ大阪 フレグランスカウンター【全国フレグランス×香水聖地巡礼ガイド2023】

関西・名古屋
©阪急メンズ大阪
関西・名古屋
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阪急メンズ大阪 フレグランスカウンター

場所 大阪・阪急メンズ大阪
住所 大阪府大阪市北区7 北区 角田町7-10 阪急メンズ大阪地下1階
電話 06-6361-1381

2023年11月29日にリニューアル・オープンした阪急メンズ大阪のフレグランスカウンターに、西日本ではじめてクリードが再上陸しました(2019年5月31日以来)。さらに、梅田地区ではじめてキリアンも上陸することになりました。
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クリードとキリアンとトム・フォードとペンハリガンが勢揃い。

©阪急メンズ大阪

1929年に創業したうめだ阪急百貨店は、『東の伊勢丹、西の阪急』と言われるほど、西日本では磐石の帝国を築いています。特に大阪においては、阪急は圧倒的な力を誇っています。そんなうめだ阪急百貨店が、2005年に大改装工事を経た後、2008年2月1日に、メンズ館もオープンさせることになりました。

このメンズ館の地下一階には、西日本でも二番目に大きなフレグランス・コーナーが存在するのですが、今では、〝お客様の期待を裏切ってきた〟結果なのでしょうか、いつみても閑散としています。まず最初に、リニューアル前に存在したこの売り場の問題点を挙げていきます。

  1. 商品ラインナップは素晴らしいのですが、売り場におられる香水販売代理店の販売員の方々の香りの接客力にムラがある(惰性で仕事している感たっぷり)。
  2. 百貨店の販売員さんの方が、フレグランスについて勉強熱心である。
  3. 展開しているアイテムが本店と重なっており、わざわざこちらに来る必要がない。
  4. そもそも地下一階にフレグランスコーナーがあることを知らない人が多い。
  5. 男性のお客様も、本館でフレグランスを購入するようになった(今では男性もコスメコーナーでフレグランスを購入することに抵抗感はなくなった)。
  6. フレグランスにジェンダーがなくなった(ジェンダー分けはもはや時代遅れである)。

とにかくいつも閑散としている印象が強いこのフレグランス・コーナーが、2023年11月29日に大々的なリニューアルをするという大きな勝負に出ました。

新たに導入されたAIシステム「カオリウム」(かつてNose Shopの大阪店にも存在したが、今全国のNose Shopで好評につき継続して導入されているのだろうか?)。わざわざ実店舗にまで行って、人間からではなくAIの診断を受ける気になるかどうかはともかくとして、このシステムを導入すると、どうしても香水接客力がない店舗なので自分で選んで下さいという風に、感じてしまいます。

AI診断はともかくとして、クリード、キリアンといったうめだ阪急本店にはない人気ブランドのフレグランスが置かれることになったのは素晴らしいことだと思います。

ちなみに「アバントゥス」「スプリングフラワー」「シルバー マウンテン ウォーター」など、根強いファンを持つ1760年創業の英国のフレグランス・メゾン、クリードが日本から撤退したのは2019年5月31日のことでした。撤退の理由は、ブルーベルの店舗に対して、売り場環境に対する不満が原因だったと言われています。

西日本の川辺のエリアマネージャーの女性は、とても素晴らしい方ですので、クリードの接客に関しては期待できると思います。一方で、ブルーベルによるキリアンは、難波高島屋店は良いのですが、京都高島屋店の酷さを考えると、本格的なトレーニングを行わないとコチラも『キリアンの墓場』になってしまうような気がします。

ちなみにキリアンをまともに説明できるソムリエールの方に出会ったことがありません。ソムリエールではない販売員様の方が、新宿伊勢丹のフレグランス・コーナーでもそうなのですが、しっかりご案内して頂けます。