シャネル

ベル・レスピロ (ジャック・ポルジュ)

    香水名:ベル・レスピロ Bel Respiro オード・パルファム
    ブランド:シャネル
    調香師:ジャック・ポルジュ
    発表年:2016年
    対象性別:女性
    価格:75ml/25,000円、200ml/46,000円
    公式ホームページ:シャネル




    ★★★★☆ グリーン・フローラル

    2007年前半にシャネルが発表した6種類の香水の中でも、「ベル・レスピロ」(あえて訳せば「楽な呼吸」か)は、もっとも気軽につけられる香水だろう。この香水で私が好きなところは、グリーン・ガルバナムの香りが爽やかに吹きぬけるトップノートから、頬を撫でるそよ風のフローラルのミドルノートへと移行する瞬間だ。ちょうど、その一瞬に昔の「ヴァンヴェール」の美しいトップノートとほぼ同じ香りが出現する。この香水で私の気に入らないところは、その後のドライダウンが味気ないところ。確かによくできているが、あの「ロードイッセイ」がそうだったように、実は香水をつけるのがあまり好きではない女性たちに支持されるだけで終わってしまいそうだ。むしろ、男性におすすめの香水かもしれない。― ルカ・トゥリン

    『「匂いの帝王」が五つ星で評価する世界香水ガイドⅡ』ルカ・トゥリン/タニア・サンチェス 原書房

    トップノート:クラッシュ・リーブス、ローズマリー、タイム
    ミドルノート:ライラック、ヒヤシンス、グリーンティー、アロマティ・グラス
    ラストノート:ミルラ、レザー

    2007年にシャネルのプレステージ・コレクションとして「レ・ゼクスクルジフ・ドゥ・シャネル」がスタートしました。最初の10種類の香りのひとつとして、2007年にオード・トワレとして「ベル・レスピロ」が、シャネルの3代目専属調香師ジャック・ポルジュの調香により発売されました。

    イゴーリ・ストラヴィンスキーとココ・シャネル。1920年代前半、よく二人は「ベル・レスピロ」で過ごした。


    「ベル・レスピロ」とは、1920年に、ココ・シャネルが、パリ郊外のギャルシュに購入した別荘の名称からとられた名前です。この別荘はベージュとブラックでカラーリングされていました。

    春の訪れと共にそよ風が運ぶ草原の香りから、パウダリーなフローラル、官能的なレザーへと、甘さを一切感じさせない、本来は〝グリーン〟という言葉からは最も程遠いはずの洗練と官能を表現した傑作=エメラルド色の草原の香りです。

    ワイン用語として使用される〝ガリーグ〟という、地中海沿岸地域の灌木地帯の石灰岩の丘陵に茂る、タイムやローズマリー、ローリエなどの野性ハーブの香りを、フレグランスで表現した香りです。2016年9月には、オード・パルファム・ヴァージョンが発売され、これが現行品となっています。



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