オードリー・ヘプバーン

オードリー・ヘプバーン30 『昼下りの情事』2(2ページ)

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作品名:昼下りの情事 Love in the Afternoon (1957)
監督:ビリー・ワイルダー
衣装:ユベール・ド・ジバンシィ
出演者:オードリー・ヘプバーン/ゲイリー・クーパー/モーリス・シュヴァリエ



プリマドンナのようなカクテルドレス。

プリンセスのような気品溢れるイブニングドレス。

まさに、アリアーヌ王妃と呼ぶべきオーラです。

それは、バレエのプリマドンナのようでもあります。

オードリーの美しいデコルテライン。

リトルブラックドレス姿でこの衣装を持つオードリー。

ジャケットを着ると雰囲気ががらっと変わります。

一言で言うと、オードリーだからこそ許されるファッションです。

私の統計では、寝るときに、うつ伏せになる女性の86%は秘密の恋愛中ということです。

クロード・シャヴァッス(オードリーの父親)の台詞

オードリー・ルック6 イブニングドレス
  • デザイン:ユベール・ド・ジバンシィ
  • ギリシア風ストラップレスドレス。胸元にグリーンのビジュー。オーガンジーのフリルスカート。ヘムにもビジュー、ウエストにブルーシルク・リボン
  • シルクのホワイト・ジャケット、シングル2つボタン
  • ロングホワイトグローブ
  • グリーンのヘッドアクセ
  • 白のパンプス

オードリー・ヘプバーンという女優の恐ろしさは、カジュアルをエレガントに着こなす上に、リトルブラックドレスは、自分の肌のようなフィット感で着こなし、更にイブニングドレスを、妖精が誕生したかのような圧倒的な存在感(しかもどこか控えめな表情をつけて)で易々と着こなすところにあります。この頑張ってない感が、ファッションにおいてはすごく重要な要素となります。



オードリーの少女と大人が交差する存在感

この作品のもうひとつの主役はジプシーの4人組の楽団でした。彼らはビリー・ワイルダーがパリのとある場末の酒場で見つけて出演させたのでした。

21世紀に失われたエレガンスが映像の中に残っています。

毛皮の中には、リトルブラックドレスを着ています。

パリ・リッツの廊下に佇むオードリー・ヘプバーン。

オードリー・ルック7 毛皮コート・ルック
  • デザイン:ユベール・ド・ジバンシィ
  • 白テンのコート
  • 中にボートネックのリトルブラックドレス
  • 黒のローヒールパンプス
  • 白のショートグローブ




オードリーのサブリナパンツ再び。

オードリーの嫌いな色の一つが赤でした。そして、トリコロール・パンツ。

しかし、赤づくめのファッションがとても似合っています。

赤のカマーバンドのアンサンブルなどはさすがジバンシィです。

ブラウスも、色、質感、シルエット全てがパーフェクトです。

ウエスト位置は高く、シャツインして小奇麗に。カーディガンのボタンはトップのみ。

サブリナパンツとバレエシューズの元祖王道の組み合わせ。

オードリー・ルック8 サブリナパンツ・ルック
  • デザイン:ユベール・ド・ジバンシィ
  • 赤の衿付きカーディガン
  • 白ブラウス、丸みのある細めのシャツカラー
  • サブリナパンツ。トリコロールカラーのストライプ。フィット感のある伸縮素材、足首にボタン付き
  • 赤のカマーバンド
  • 赤のヘアリボン
  • 赤のバレエシューズ

まさにアンドロギュヌス的な魅力をふりまくオードリーのハイウエストのパンツルックです。ポイントは、

1.パンツ・ルックに、ヒールの高い靴を合わせないこと。それをしてしまうと脚とヒップラインを過度に強調してしまうことになる。
2.アクセサリーは一点のみ。ヘアリボン。
3.上質な素材とデザインに拘る。カーディガンが衿付き、ブラウスが丸みのある細めのカラー付き、パンツの足首のボタン。ワンポイントの個性こそエレガンスの真髄。
4.手首、足首、腰のライン、首元の見せ方の上手さ。

この4点が、オードリーのカジュアル・エレガンスの鉄則です。



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