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【ペンハリガン】ピオニーヴ(オリヴィエ・クレスプ)

ペンハリガン
©Penhaligon's
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ピオニーヴ

原名:Peoneve
種類:オード・トワレ
ブランド:ペンハリガン
調香師:オリヴィエ・クレスプ
発表年:2012年
対象性別:女性
価格:50ml/13,650円

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フルーツもバニラも存在しない、自然のピオニーの香り。

©Penhaligon’s

2007年にペンハリガンのジェネラル・マネージャーに就任し、ブランド復興の舵取り役を見事に果たしていたサラ・ロザラムが、右腕のクリエイティブ・ディレクター、ナタリー・ヴィンチグェッラと2008年に生み出した最初の香り「エリクシール」により、オリヴィア・ジャコベッティがペンハリガン初登場となりました。

実力派調香師を起用する流れの中で、1992年にティエリー・ミュグレーの「エンジェル」により『グルマン革命=グルマンの創造』を成し遂げたオリヴィエ・クレスプが、2011年に「ジュニパー スリング」を調香し、さらに翌2012年に生み出したのが「ピオニーヴ」でした(日本では2015年9月12日に発売)。

英国庭園に美しく咲き誇るピオニーからインスピレーションを受けた香りです。

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二酸化炭素抽出法で抽出した花のエッセンスで生み出されたピオニー


この香りのピオニーは、環境を傷つけることなく香りを分子レベルで再現する「ネイチャープリント」(密封状態においた花や他の芳香体から香りを〝ヘッドスペース〟として自然のままの香りを分析し、〝自然さを損なわないように再現〟する高度な技術。フィルメニッヒ社)を採用することにより天然香料を抽出することが出来ないピオニーの香りを再現しています。

オリヴィエ・クレスプが再現したピオニーは、グラースの庭で育てられたもので、より自然な香り立ちを創造するために、二酸化炭素抽出法で抽出した花のエッセンスをふんだんに使用し、唯一無二のピオニーアコードを生み出したのでした。

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奇をてらわずに、華やかなピオニーの美しさを素肌に咲かせる。



奇をてらわずに華やかなピオニーの美しさを引き出しながらも、はっとする感動を与えることだけを考えて生み出されたこの香りは、(ほんのりスモーキーなタバコを感じさせる)ベチバーと新緑の葉の透き通るようなヴァイオレット・リーフの輝きからはじまります。

すぐにボトルに描かれた赤いピオニーというよりも、みずみずしくも可憐な朝露をふくんだピンクのピオニーの開花へと導かれてゆくのです。

それは良くあるフルーティな一本のピオニーに鼻を近づけたような香りではなく、澄んだ空気を求めて我先にと咲き誇るピオニーのまばゆいばかりの明るさに全身が満たされていくようです。

フレッシュな葉を思わせるヴァイオレット・リーフがアクセントとなり、甘いピオニーとペアになり、うっとりするような自然のハーモニーを奏でてゆきます。

やがてだんだんとスパイシーなブルガリアンローズと晴れやかなジャスミンが、ピオニーが素肌の上で生き生きと花咲くような新鮮さを生み出してくれるのです。美しい花の香りの中に潜むベチバーとムスク、カシミアウッドの湿った樹木と土っぽさが、ピオニーにより自然らしい甘さを広がらせてゆくのです。

ちなみにボトルとボックスのグラフィック・デザインは、日本人のサキコ・コバヤシによるものです。

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香水データ

香水名:ピオニーヴ
原名:Peoneve
種類:オード・トワレ
ブランド:ペンハリガン
調香師:オリヴィエ・クレスプ
発表年:2012年
対象性別:女性
価格:50ml/13,650円


トップノート:グラース産ヴァイオレット・リーフ
ミドルノート:ジャスミン、ブルガリアンローズ、ピオニー、ヘディオン
ラストノート:ベチバー、ムスク、カシミアウッド

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