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【ラルチザン】パッサージュ ダンフェ(地獄通り)(オリヴィア・ジャコベッティ)

オリヴィア・ジャコベッティ
オリヴィア・ジャコベッティ ブランド ラルチザン 調香師 香りの美学
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パッサージュ ダンフェ(地獄通り)

原名:Passage d’Enfer
種類:オード・トワレ
ブランド:ラルチザン
調香師:オリヴィア・ジャコベッティ
発表年:1999年
対象性別:ユニセックス
価格:100ml/18,700円
公式ホームページ:ラトリエ・デ・パルファム

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天国への扉、地獄の釜の蓋

地獄への道は善意で敷き詰められている。

パッサージュ ダンフェ」とは、フランス語で「地獄通り」を意味します。それは1970年代にラルチザンパフュームの本社があった通りの名称です。

そして、そのネーミングにはもうひとつの意味も秘められています。それは地獄と天国の間で宙ぶらりんになっている人間という存在。素晴らしい天国へ昇る瞬間が、実は地獄へと堕ちていく瞬間だったという〝恐ろしい意味〟さえも秘めた〝冥府魔道の香り〟です。

天国への階段なのか?地獄への門なのか?分からない大聖堂をイメージしたオリエンタル・ウッディーの香りは、オリヴィア・ジャコベッティにより調香されました。

フランスの王位の象徴であり、天国を連想させるユリの花(マドンナリリー)とインセンスの神秘的な香りは、清らかなぬくもりを感じさせ、シダーにより、天にも昇るような心地よさを生み出します。ラストは深みのあるウッディとムスクがとけ合い、まろやかでセンシュアルな余韻を残します。

タニア・サンチェスは『世界香水ガイド』で、「パッサージュ ダンフェ」を「松の木のお香」と呼び、「フレグランスはひどくない。フランキンセンスはたいてい神秘的で芳醇、気高い香り。でもここでは軽いムスクと、何となく刺激のあるホワイトフラワーとペアを組んでいて、樹脂質と石けん質のクリーンさが少し強い。」

「これを香ったら、すぐにクリーニング剤のパインソルを思い浮かべる人もいるかもしれない。数時間もたてば、ソルティ、ウッディと素敵な感じに移り変わるけれど、満足できるほどの効果はない。インセンスなら、アルマーニ プリヴェの「ボワ ダンサン」か、セルジュ・ルタンスの「ラ ミール」にトライして。」と3つ星(5段階評価)の評価をつけています。

香水データ

香水名:パッサージュ ダンフェ(地獄通り)
原名:Passage d’Enfer
種類:オード・トワレ
ブランド:ラルチザン
調香師:オリヴィア・ジャコベッティ
発表年:1999年
対象性別:ユニセックス
価格:100ml/18,700円
公式ホームページ:ラトリエ・デ・パルファム



トップノート:ローズ、ジンジャー
ミドルノート:ホワイトリリー、フランキンセンス、アロエウッド
ラストノート:アトラスシダー、サンダルウッド、ベンゾイン、ムスク

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