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リップスティック ローズ (ラルフ・シュワイガー)

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香水データ

香水名:リップスティック ローズ Lipstick Rose オード・パルファム
ブランド:フレデリック・マル
調香師:ラルフ・シュワイガー
発表年:2000年
対象性別:女性
価格:10ml/6,600円、30ml/18,150円、50ml/23,100円、100ml/33,000円
販売代理店ホームページ:高島屋オンライン


シングルノート:ローズ、ヴァイオレット、バニラ、アンバー、グレープフルーツ、アイリス、ラズベリー、ホワイトムスク

フレデリック マル リップスティック ローズ(薔薇色の口紅) オードパルファム 1.2ml FREDERIC MALLE LIPSTICK ROSE EDP

価格:1,591円
(2019/11/11 23:35時点)
感想(0件)

ルカ・トゥリン

★★★☆☆ バイオレットローズ

驚いたことに、ロウの類いがぐつぐつと煮え立つ香り。パウダリーなローズとバイオレットはフランス製安物の口紅のよう。キュービック ジルコニアのブレスレットをした厚化粧の叔母さんに抱きしめられて、挨拶のキスをされたときの匂いがする。まるで価値観が逆転したイミテーション。カルティエがドラッグストアのブローチをコピーしているかのようだ。ユーモアのセンスがある香水を見つけるのはむずかしい。この大げさな感じに思わず笑みがこぼれる。― タニア・サンチェス

『「匂いの帝王」が五つ星で評価する世界香水ガイドⅡ』ルカ・トゥリン/タニア・サンチェス 原書房

マリリン・モンローの口紅の香り


バウダリーでとても心地よい効果が得られますが、この香りには、遊び心もあって、若々しいのです。

フレデリック・マル

調香師自身が、おめかししたお母さんのキスが大好きだった幼き日の想い出からインスパイアーされた香りです。その時に感じたお母さんのリップスティックの香り。そして、50年代のハリウッド女優(特にマリリン・モンロー)をテーマにした香りです。そんな微笑みかけるリップスティックの香りは、ラルフ・シュワイガーにより調香されました。

オープニングは、ヴァイオレットとローズのレトロな組み合わせをモダンにするためにグレープフルーツが生かされています。そして、ムスクとバニラのベースノートに、ほのかなベチバーとアンバーが香ります。特に、ベチバーがこの香りが、パウダリーに振り切らないように制御する役割を果たしています。ドライダウンの時に現れるラズベリーが気品のある甘さに、若々しさを追加してくれます。

そして、ピンナップガールの香りでもある


「リップスティック ローズ」それはマリリン・モンローの香りであるだけでなく、同時代(40~50年代)に描かれたピンナップガールの女性たちのリップスティックのようでもあります。どこまでも女性の魅力を、軽薄なまでに誇張したスタイル。それはSNSで若い女性が、スマホの前で必死に女子力を演出しているあのあざとい雰囲気の原型なのです。

そういうあざとさが好きな世代にこそぴったりの香りともいえます。

女性にとって、リップスティックの色は、その時の精神状態、そして、その日に獲得したい獲物が何かを示すサインなのです。成熟した女性がこの香りを身に纏うと、それはもう、大変なことになるはずです。あなたが歩いていて、向こうから仲の良さそうなカップルが歩いてきました。そんな時にこの香りの効力はマックスに発揮されます。ただそれだけのための香りなのですが、そもそも香りにそれ以上の何を求めるべきなのでしょうか?

キリアンの「ル ルージュ パルファム」を使いながら、この香りを身に纏えば一体どういうことが起こるのでしょうか?

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