ジャン=クロード・エレナ

アンバー・エクストリーム(究極のアンバー) (ジャン=クロード・エレナ)

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香水データ

香水名:アンバー・エクストリーム(究極のアンバー) L’Eau D’Amre Extreme オード・パルファム
ブランド:ラルチザン
調香師:ジャン=クロード・エレナ
発表年:2001年
対象性別:ユニセックス
価格:50ml/16,500円、100ml/21,450円
公式ホームページ:ラルチザン



トップノート:カルダモン、ナツメグ、シナモン、メイス、ペッパー
ミドルノート:パチョリ、トルコ産ローズ
ラストノート:ベンゾイン(安息香)、サンダルウッド(白檀)、ムスキーノート、トンカビーンズ、バニラ

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価格:16,420円
(2019/12/6 17:03時点)
感想(0件)

ルカ・トゥリン

★★☆☆☆ まさにアンバー

エクストリーム(極限)?まさか・・・「ローダンブル」を濃くしただけなのに。そういえば、自分の政治的な意見を「ど真ん中=エクストリーム・センター」と自賛した人がいたのを思い出した。さてこれはまさにアンバー=黄色信号で、アンバーグリス(龍涎香)ではない。さまざまな樹脂や香油をもとに作られ、シトラスやバニラも入っている。マグレブ(リビア、チュニジア、 アルジェリア、モロッコなど)や中近東の市場(スーク)の匂いがする。香料の中でもアンバーほど親しみやすく心地よく、やがてひどく退屈になるものはない。まるでロードミュージックみたいだ。うるさいがシンプルで、市場の中ならばいい雰囲気をつくる。アンバーは百年前にオリエンタル風の香水として注目されはじめた。それからというもの、調香師なら誰でもひとつは手がけたことがあり、少しでも個性的であろうとしてきた。だが傑作はほんの一握り。アンリ・アルメラスがつくったものが最高だったが、今は手に入らない。次点はコティの「エメロード」だったといえるが、今は質が落ちて見る影もない。残るはジャック・ゲランの卓越した名作「シャリマー」で、こちらは今も健在。私をいい負かせないかぎり、平凡なアンバー・エクストリームなどほしくない。― ルカ・トゥリン

『「匂いの帝王」が五つ星で評価する世界香水ガイドⅡ』ルカ・トゥリン/タニア・サンチェス 原書房

香水についての解説

ローダンブル オードトワレ」(1978)の世界をより極めたエクストリームバージョンです。アラビアンナイトからインスパイアされたオリエンタル・スパイシーな香りは、2001年にジャン=クロード・エレナにより調香されました。

カルダモン、ナツメグ、シナモン、メイス、ペッパーといったスパイスが、オープニングから殺到します。そこにゆっくりと登場する甘いアンバーがこの香りの主人公です。やがて、スパイスは減退し、トルコ産ローズとパチョリがアンバーと絡み合います。どうやら中東よりも日本のお寺を感じさせる香りの予兆が現れます。

そして、ラストノートに現れる甘く柔らかな白檀の香り。それは浄瑠璃寺白毫寺のような観光客が殺到しないが、観光客が殺到しているお寺よりも遥かに魅力的なお寺から香るお香の匂いです。それは、お香に、仏像、お堂の木材、周辺の緑、池、季節の梅や桜の花々、畳の香りがミックスされたようなどこか静謐な心持ちにさせる〝懐かしき日本の香り〟です。

そんな日本のお寺の空間にトルコ産ローズやバニラ、トンカビーンがブレンドされたらいったいどんな香りになるのでしょうか?香水というものが、平和的に文明をミックスさせる喜びだということを実感させてくれる香りです。

間違いなくジャン=クロード・エレナ当人は、アラビアンナイトの香りを作っている自分が日本のお寺の香りを作っていたとは思いもよらないでしょう。これもまた香りの面白さなのです。

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