ジーナ・ローランズ

ジーナ・ローランズ2 『グロリア』2(2ページ)

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作品名:グロリア Gloria (1980)
監督:ジョン・カサヴェテス
衣装:エマニュエル・ウンガロ/ペギー・ファーレル
出演者:ジーナ・ローランズ

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カッコつけなくて、女性をしてて面白いですか?

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咥えタバコが似合う女ジーナ・ローランズ。

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拳銃がホンモノに見えるホンモノの女。

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フィル少年は、ディスコ・ファッションなのです。

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オールブラックにブロンドヘアー。まさに1940年代のフィルムノワールです。

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「お前らみたいな奴に使われて銃が泣くねえ!」グロリア

グロリアは、何をしていてもカッコいいです。逃亡の時でさえも、香水がバッグに入ってるかを気にします。そして、服の皺を取るために、いちいちバスルームの蒸気に全ての服を晒します。彼女には、ファッションと生き方に拘りがあります。必ず寝るときは、キモノガウンを着ます。それがたとえ場末の売春婦ご用達の宿であってもです。

日本人の歌で彼女を表現するならば、瞬時に浮かぶのが藤圭子でしょう。決してその曲が彼女の背景に似合うということではありません。彼女の頭の中に藤圭子が流れているようなのです。「やってきました二年前。鞄一つで泣いていた。まるで、あの日と同じように私は京都に帰ります」。

EDMしか分からない女性と、藤圭子が分かる女性。あなたはどっちに魅力を感じますか?女性に情念がなくて、何が女性なんでしょうか?女性に怨み節がなくて、何が女性なのでしょうか?女性がカッコつけなくて、何が楽しいのでしょうか?セクシーさなぞ、クールな女性の前では、「カッコ悪い。それは乞食」の一言で片付けられてしまいます。何がカッコいいかを考えて生きているからこそ、女性は、媚びずに魅力的になれるのではないでしょうか・・・藤圭子はお好きですか?

グロリア・ルック4 ブラック・スーツ
  • エマニュエル・ウンガロの黒のシルク・スカート・スーツ
  • 濃いピンクのキーホール・ブラウス
  • 常にスーツケースのようなカーペットバッグを持つ
  • ベージュのオープントゥスリングバックサンダル
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バレンシアガの最後の後継者エマニュエル・ウンガロ

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GLORIA, Gena Rowlands, 1980, © Columbia/courtesy Everett Collection

彼は自分の欲しいもの、つまり最高のものをつくるんです。作家が本を書くようにデザインする。彼は商売人ではなく、あくまでもクチュリエなんです。

カトリーヌ・ド・リムール

本作の衣装デザインをしたエマニュエル・ウンガロは1933年、フランス南部で生まれました。両親はムッソリーニのファショスト政権を逃れて20年代にフランスに移住したイタリア人で、父は小さな紳士服店を営んでいた。そこでエマニュエルは5才の時からスーツの仕立てを父から学ぶ。1957年、23才でパリのモンパルナスに移り、58年からアンドレ・クレージュの推薦によりクリストバル・バレンシアガのアシスタントとして働きはじめる。

1965年、独立して、「エマニュエル・ウンガロ」をスタートしました。エマニュエルは、バレンシアガと同じく、まず生地から作業して、それをもとにデザイン画を描く方法でデザインをする立体裁断の天才でした。

1973年11月28日に行われたファッションショー『バトル・オブ・ヴェルサイユ』にて、ヴェルサイユ宮殿で、フランス対アメリカの対抗戦形式で行われました。その時フランスから出場した5人が、イヴ・サンローラン、ユベール・ド・ジバンシィ、ピエール・カルダン、マルク・ボアン(クリスチャン・ディオール)と、エマニュエルでした。一方、アメリカからの5人は、オスカー・デ・ラ・レンタ、ステファン・バロウズ、ホルストン、ビル・ブラス、アン・クラインでした。ここで、アメリカが勝利したことにより、パリモードの終焉は決定付けられることになりました。

グロリア・ルック5 ピンク・スーツ
  • エマニュエル・ウンガロのピンクのジャケットと同じ黒のプリーツ・スカート
  • ピンクのブラウス
  • ベージュのオープントゥスリングバックサンダル
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