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【セルジュ ルタンス】フルール ド ランジェ(オレンジの花)(クリストファー・シェルドレイク)

クリストファー・シェルドレイク
クリストファー・シェルドレイク セルジュ・ルタンス ブランド 調香師 香りの美学
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オレンジの花々とモロッコ。

太陽に照らされ、そよ風に吹かれ、オレンジの花が咲き誇る。その風景、その豊かさがそのままひとつの香りとして結実した一瓶。
あたたかみ、まぶしさ、新鮮な生命感、風の動き…すべてがつけるひとの周りで豊潤に立ち上る。

公式ホームページより

2018年3月21日に「ブラック&ベージュ コレクション」が「コレクションノワール」に変更され、10種類もの名香が2017年末から一挙に廃盤になりました。

1995年にクリストファー・シェルドレイクにより調香された、「オレンジの花」という名のこの香りは、10本の廃盤の中に入らなかった生き残り組です。

1968年に、セルジュ・ルタンスがモロッコを訪れたときに感じた、オレンジ・ブロッサムの衝撃からインスパイアーされた香りです(ルタンスはモロッコに永住するようになる)。オレンジ・ブロッサムとジャスミンとチューベローズの三重奏にスパイシーなクミンが絡み合うトップノートからはじまります。やがて涼しげなローズとシベットが登場します。このシベットが現れる瞬間から、この香りの本当の真価は発揮されるのです。

オレンジフラワーの香りにおいて、嗅いだ瞬間から心地良い香りのするものは得てして飽きがくるものです。一方、この香りは、ところどころに禁止区域のような香りを含んでいるので、その濃厚なオレンジフラワーの中に嗅覚を没頭する喜びに目覚めてしまう香りなのです。

タニア・サンチェスは『世界香水ガイド』で、「フルール ド ランジェ」を「薬草風ジャスミン」と呼び、「セルジュ・ルタンスは、何よりもオレンジの花の、薬草とインドールのような香りを強くした。私がせきをすると母がよく飲ませてくれた、黒くて糖蜜のようなビワのシロップを思い出す。」

「ぴりっとする汗のようなクミンのタッチが全体を息苦しく乱しているようだ。東南アジアのどこかの町で、よどんだ路地から吐き出されたみたい。肌にのせると、最後は軽いジャスミンの残香に落ち着く。」と3つ星(5段階評価)の評価をつけています。

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香水データ

香水名:フルール ド ランジェ(オレンジの花)
原名:Fleurs d’Oranger
種類:オード・パルファム
ブランド:セルジュ・ルタンス
調香師:クリストファー・シェルドレイク
発表年:1995年
対象性別:ユニセックス
価格:50ml/14,300円、100ml/22,000円


シングルノート:ジャスミン、オレンジ・ブロッサム、ホワイトローズ、インド産チューベローズ、ハイビスカス、ナツメグ、キャラウェイ、シベット

セルジュルタンス フルールドランジェ

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