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【ラルチザン】ジング!(オリヴィア・ジャコベッティ)

オリヴィア・ジャコベッティ
@L'Artisan Parfumeur
オリヴィア・ジャコベッティブランドラルチザン調香師香りの美学
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ジング!

原名:Dzing!
種類:オード・パルファム
ブランド:ラルチザン
調香師:オリヴィア・ジャコベッティ
発表年:1999年
対象性別:ユニセックス
価格:日本未発売

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勉強したくなる奇跡の香り=のび太専用香水

@L’Artisan Parfumeur

過去20年間で、革新的かつまったく奇妙な香りのひとつです(おがくずとサーカスの獣とりんご飴のブレンド)。それはグリーンが存在しないにもかかわらずフレッシュであり、砂糖が存在しないにもかかわらず甘い。そして、切ったばかりの松の板のように柔らかく温かいのです。

ニューヨーク・タイムズ -チャンドラー・バール

1999年に発売された当時は、「デジール・デ・シルク」=「サーカスへのあこがれ」という名でした。

そして、ネーミング変更が行われました。「Dzing!」とは「宙を舞うような」という意味であり、香り自体も、サーカスの空中ブランコのようにゆらゆらと多種多様な香りが現れては消え、また現れては消えるという実に不思議な香りです。軽やかでふんわりと甘いウッディー・レザーの香りは、オリヴィア・ジャコベッティにより調香されました。

難易度がウルトラ級に高いp-クレゾールが効果的に使用されています。

馬に乗った可愛いらしい女の子のサドルレザー、火吹き職人のガソリン、りんご飴、綿菓子などなど、サーカスを想起させる香りがゆっくりと回転木馬のように現われます。ダチョウの髪飾りをつけた美女が虎に乗るボトルイラストが実に印象的です。

ルカ・トゥリンは『世界香水ガイド』で、「ジング!」を「バニラ ボール紙」と呼び、「オリヴィア・ジャコベッティの最も想像力豊かでユーモアあふれる作品ジング!は傑作。紙の香りがするので、しばらくはそれがどこから来るのか探してしまう。パッケージのボール紙か、包装紙か、糊付けするのに舐めた封筒か、古い本か、事実はわからないが、どうしてこうなるのか思い当たるものがある。」

「樹木が重力に負けずその形を保つための物質にリグニンというものがあり、バニリンと近い関係をもつ成分からなる高分子の化合物である。紙に加工されて長年保管されると、それは崩壊して芳香を放つ。このようにして、古書店の匂いは良質のバニラのアブソリュートに似たものとなり、私たちは我知らず知識への欲をかきたてられるという神意が働いている。」

「どうしたことかラルチザンパフュームはこのみごとな品を廃盤にするつもりでいるらしい。ぜひ、買いだめしておきたい。」と5つ星(5段階評価)の評価をつけています。

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香水データ

香水名:ジング!
原名:Dzing!
種類:オード・パルファム
ブランド:ラルチザン
調香師:オリヴィア・ジャコベッティ
発表年:1999年
対象性別:ユニセックス
価格:日本未発売


シングルノート:レザー、ジンジャー、トンカビーン、ムスク、ホワイトウッズ、キャラメル、サフラン、トフィー、りんご飴、綿菓子

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