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【ラルチザン】アナナスフィズ(アン・フリッポ)

アン・フリッポ
@L'Artisan Parfumeur
アン・フリッポブランドラルチザン パフューム調香師香りの美学
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アナナスフィズ

原名:Ananas Fizz
種類:オード・トワレ
ブランド:ラルチザン
調香師:アン・フリッポ
発表年:2004年(2013年再販)
対象性別:ユニセックス
価格:200ml/8,400円

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幻のパイナップル・ボム

@L’Artisan Parfumeur

アナナス」とはパイナップルの意味です(正確には、果実だけをパイナップルと呼び、植物としてはアナナスと呼ぶ)。それは、1493年にカリブ海の島でクリストファー・コロンブスが発見し、ヨーロッパーに持ち帰り、世界中に知られることになりました。

マダガスカル島東方のインド洋上に位置する仏領レユニオン島に咲くビクトリアンパイナップルをイメージして作られた、フローラル・フルーティの香りは、アン・フリッポによって調香されました。

甘ったるいキャンディのようなパイナップルの香りではなく、グリーンを含んだ熟しきっていないパイナップルの香りです。それは南国のトロピカルなイメージとは真逆のクールな香り立ちです(香料に記載されているラムとココナッツの組み合わせを考えると、ピニャ・コラーダの香りを連想するのですが、そうは香りません)。

グレープフルーツにラムがブレンドされることにより、大人らしいコクのある甘酸っぱいフルーツカクテルからはじまります。やがて、南国のホワイトフローラルがパイナップルの爽快感と共に甘ったるさにブレーキをかけながら現れます。

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ある意味プレミアムな初回ボトル

@L’Artisan Parfumeur

2004年に発売時のボトルデザインが、現在のラルチザンのイメージとは真逆のチープさに包まれており、ある意味斬新です。

ルカ・トゥリンは『世界香水ガイド』で、「アナナスフィズ」を「実はグレープフルーツ」と呼び、「パイナップルの香り(こんど一口食べたときに思い出してほしい)というのは、本当はチーズに似ている。パイナップルの香りを構成する分子は酪酸を放ち、それはバターに似た香りがするからだ。思い出すかぎり、本当のパイナップル香水はあのふしぎな「コロニー」(ジャン・パトゥ)だ。」

「アナナスフィズはどちらかというとグレープフルーツで(失われたルービンの「ジンフィズ」に敬礼)、パイナップルではない。なかほどでシトラスがスズランに変化していくのがとてもおもしろい。非常に新鮮で、全体によく仕上がっている。ゲランの「パンプルリューヌ」を少し軽くした感じかもしれない。」と3つ星(5段階評価)の評価をつけています。

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香水データ

香水名:アナナスフィズ
原名:Ananas Fizz
種類:オード・トワレ
ブランド:ラルチザン
調香師:アン・フリッポ
発表年:2004年(2013年再販)
対象性別:ユニセックス
価格:200ml/8,400円


トップノート:ピンクグレープフルーツ、ラム、ベルガモット
ミドルノート:ビクトリアンパイナップル、ライチ、ローズ、プルメリア
ラストノート:ココナッツ、バニラ

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