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【グッチ】ウェア マイ ハート ビーツ(アルベルト・モリヤス)

グッチ
©GUCCI
グッチ
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ウェア マイ ハート ビーツ

原名:Where My Heart Beats
種類:オード・パルファム
ブランド:グッチ
調香師:アルベルト・モリヤス
発表年:2023年
対象性別:ユニセックス
価格:100ml/50,050円
公式ホームページ:グッチ

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もっとも地球にやさしい世界初のエコフレグランス

©GUCCI

LanzaTech社の工場。

自由と創造性のシンボルであり、グッチの象徴でもあるバタフライは、エレガントな白いボトルに刻印されており、フレグランスにブレンドされたピオニーの香りと同じくらい気まぐれで優雅な、羽の生えた不思議な存在です。

グッチ公式サイトより

2019年4月29日からグッチの青山、銀座、新宿の路面店でのみ(2022年現在、心斎橋など取り扱い店舗拡大)限定発売されている「ザ アルケミスト ガーデン」の新作として、2023年4月1日(日本は7月)に発売された香りが「ウェア マイ ハート ビーツ」です。

2022年11月23日にグッチのクリエイティブ・ディレクターを退任したアレッサンドロ・ミケーレが最後にディレクションした香りであり、アルベルト・モリヤスにより調香された『最後のグッチ』となります。

『心のおもむくままに』で著名なイタリアの小説家スザンナ・タマーロの小説からインスパイアされた〝私のハートが鼓動する場所〟と名付けられたこの香りのテーマは〝解放〟です。

100%カーボンリサイクルのエタノールを使用したグッチ初であり世界初のフレグランスです。 LanzaTech社(コティのパートナー)の革新的な CarbonSmart™ エタノールという生成方法により、従来の農産物由来の原料を使用した方法と比べて水の消費量や必要な農地が飛躍的に減少するとのこと。排出される二酸化炭素を、魅惑的な香りに用いるのに十分な純度のエタノールへと変換していく流れは、まるで新たな生命を呼び覚ますようです。

草木が萌える春。新たな息吹を感じて、軽やかに飛び回るバタフライ(ボトルに描かれている)のように、全身で広がる春の美しさを謳歌する香りです。

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蝶のように舞うピオニーが、枯れた心に、花を咲かせる。

©GUCCI

ヴァイオレットリーフのフレッシュグリーンな風に乗って、ローズやスズランを感じさせるエアリーなバタフライが、あなたに向かってゆらゆらと飛んできます。そして、あなたの腕の上に着地した瞬間、あなたの素肌にピオニーが咲き誇るのです。

バタフライに運ばれた春が、全身を駆け抜けていくのです。そして幻想的な白い霧=ホワイトムスクが、ピオニーの煌めきをせつなくてやさしい想いで包み込んでゆくのです。

春の朝の雨があがり、太陽の光と共に、白い霧の向こうから、虹の橋が生まれ、どこからともなくバタフライが、優雅に舞い、温かく甘やかなピオニーを運んでくれる、枯れた心に、水を与えてくれるような香りです。

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香水データ

香水名:ウェア マイ ハート ビーツ
原名:Where My Heart Beats
種類:オード・パルファム
ブランド:グッチ
調香師:アルベルト・モリヤス
発表年:2023年
対象性別:ユニセックス
価格:100ml/50,050円
公式ホームページ:グッチ


トップノート:ヴァイオレット・リーフ
ミドルノート:ホワイトピオニー
ラストノート:ホワイトムスク