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【ブルガリ】オムニア アメジスト(アルベルト・モリヤス)

アルベルト・モリヤス
©BVLGARI
アルベルト・モリヤスブランドブルガリ調香師香りの美学
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オムニア アメジスト

原名:Omnia Amethyste
種類:オード・トワレ
ブランド:ブルガリ
調香師:アルベルト・モリヤス
発表年:2006年
対象性別:女性
価格:25ml/7,040円、40ml/9,790円、65ml/12,100円
販売代理店ホームページ:ベルコスメ

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感想(89件)

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アイリスとヘリオトロープが生むアメジストの輝き

©BVLGARI

調香にあたり、イタリアのルネサンス絵画の繊細でありながらも生命力溢れるカラー使い、またそのプレシャス感と優雅さからインスピレーションを得ました。ちなみに(香料として使われている)アイリスの花は、1500年代のルネサンス美術において頻繁に登場するシンボルの一つでもあり、その根の香りは、調香の世界では最も貴重で気品のある香りでもあります。

アルベルト・モリヤス

2006年に『オムニア』シリーズ第三弾として発売された「オムニア アメジスト」は、紫色の水晶=アメジストの輝きにインスパイアされた香りとしてアルベルト・モリヤスにより調香されました。

かつてブルーベルにおいてブルガリが取り扱われていた時代に、双璧を成すほどに人気が高かったのが「ブルガリ プールオム」と「オムニア クリスタリン」(2005)でした。「クリスタリン」は、同じブルガリの香りの中でも、「ブルガリ ブルー」や「ブルガリ プールファム」のバブル時代の面影を感じるような印象とは違い、その〝透明感〟が時代にフィットし、爆発的なヒット作となりました。

さらに翌年この「アメジスト」が発売され、「クリスタリン」の透明感を、ブルガリのジェムストーンのテーマに相応しく忠実に残したまま、〝気品〟を感じさせる香りであることや、「クリスタリン」よりも柔らかい女性らしさにより、人気を二分することになりました。

つまりこの香りが、『オムニア』シリーズの人気を決定的なものにしたのでした。

紀元前4000年頃の古代エジプト人にとってアメジストは、パワーを象徴する宝石でした。そして、古代ローマや古代ギリシャにおいては、王族や聖職者の王冠や笏、指輪を飾っていたと言われています。さらに旧約聖書の『出エジプト記』にも登場し、ギリシア語のamethustos(酔わせない)に由来して名づけられたこの宝石は、酔いを防ぐ効果があると信じられていました。

2月の誕生石であり、「誠実・心の平和・高貴・覚醒・愛情」を示すこのアメジストの紫色の輝きをモリヤスは、アイリスとヘリオトロープに託したのでした。

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クリーミーなアイリスの静けさ

©BVLGARI

溌剌とフレッシュに、ピリリと苦い(レモンのような)ピンク・グレープフルーツに、グリーンノートが溶け込んでいくようにしてこの香りははじまります。

すぐにシトラスは減退し、(フィルメニッヒ社の「ネイチャープリント技術」により再現された)アイリスが、円やかに甘いブルガリアン・ローズとブレンドされ、花びらの上で露がきらめくようなフレッシュなパウダリー感で包み込んでくれます。

このアイリスの独特なパウダリーさが「アメジスト」を「アメジスト」たらしめていると言えます。(バブル期を思わせる)フェイスパウダーのような粉っぽさを全く感じさせません。

それはまるで、朝露に濡れたアイリスの花びらからしたたり落ちる雫の中に、紫色が映り込んでいるその様が、アメジスト(紫水晶)のようだと言わんばかりの、透き通るような抜け感と軽やかさを伴った、気品に溢れたパウダリーさなのです。

モリヤスが「手入れの行き届いた庭を連想させる」と言うだけあって、実に控えめで清潔感に包まれたフローラルの香りです(どこかライラックの香りのようでもある)。

やがて、甘くクリーミーなヘリオトロープが、パウダリーなアイリスを艶やかに磨き上げてゆきます。そして、クリーンで淡いムスキーウッドの余韻に包まれてゆくのです。

2007年のキャンペーンモデルとして、アンナ=マリア・ウラジェフスカヤマリオ・ソレンティにより撮影されました。そして、2014年のキャンペーン・モデルには、2015年に最も稼いでいるスーパーモデルの一人に選ばれたエディータ・ヴィルケヴィシュッテが起用されました。

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奥ゆかしくも輝きを放つ〝神秘的な〟香り

©BVLGARI

今も尚、絶大なる人気を誇る「アメジスト」の香りが、永遠の輝きを生み出しているのは、〝紫色〟が象徴する〝内に秘める〟〝神秘的〟〝気品〟といった要素が三位一体となり、凛とした女性像を演出してくれるところにあります。

まさに一言で言うなら〝奥ゆかしくも輝きを放つ香り〟と形容したくなる、全てをひけらかさない、全てをオープンにしている訳ではない、そんな〝どこか神秘的でありながら魅惑的、だけど透明感のある輝きも持ち合わせる〟女性を想わせる香りなのです。

特にヘリオトロープがこの香りにおいて〝内に秘めた力〟を連想させます。とても滑らかな甘さを持ちながらも、とても軽やかで、まるで女性のなめらかな素肌を感じさせるような余韻を肌に残してくれるのです。後を引く余韻、それもまたこの香りの魅力なのです。

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ルイ・ヴィトンの「SPELL OM YOU」を想わせるアイリス

©LOUIS VUITTON

「アメジスト」は、「ブルガリ プールファム」だとパウダリーに傾倒しすぎて〝エレガントな大人の女性像〟が強すぎる、「ブルガリ ブルー」だと清潔感があるがオードパルファムなので香りが強すぎる、そう感じる人々のハートを打ち抜いたのでした。

つまり、ほのかに香りを香らせたい香水初心者・学生・OLの方々にとって、〝軽やかさ〟や〝透明感〟に包み込まれながらも〝女性らしさ〟や〝清潔感〟を感じさせてくれる万能の香りが「アメジスト」だったのでした。

そういった要因をすべて引き出す役割を果たしているのがアイリスなのです。そのアイリスとローズの組み合わせはどこかルイ・ヴィトンの「SPELL ON YOU」のアイリスを連想させます。

ただし、「アメジスト」の方が香りのピラミッド構造が分かりやすく時間経過によってアイリスが存在感を増してゆくのが特徴です。つまり、シトラスのピンクグレープフルーツの瑞々しさ → ローズやアイリスのフローラルの繊細ながらも女性らしい佇まい → ヘリオトロープの陽だまりのようなあたたかさという具合に変化してゆくのです。

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香水データ

香水名:オムニア アメジスト
原名:Omnia Amethyste
種類:オード・トワレ
ブランド:ブルガリ
調香師:アルベルト・モリヤス
発表年:2006年
対象性別:女性
価格:25ml/7,040円、40ml/9,790円、65ml/12,100円
販売代理店ホームページ:ベルコスメ


トップノート:ピンク・グレープフルーツ、緑汁液
ミドルノート:アイリス、ブルガリアン・ローズ
ラストノート:ソーラー・ウッド、ヘリオトロープ

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