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【セルジュ ルタンス】ミエル ドゥ ボワ(クリストファー・シェルドレイク)

クリストファー・シェルドレイク
クリストファー・シェルドレイクセルジュ・ルタンスブランド調香師香りの美学
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ミエル ドゥ ボワ

原名:Miel de Bois
種類:オード・パルファム
ブランド:セルジュ・ルタンス
調香師:クリストファー・シェルドレイク
発表年:2005年
対象性別:ユニセックス
価格:不明

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みつばちマーヤの香り

パレ・ロワイヤル本店限定の香りとして発売されている香り「ミエル ドゥ ボワ」は、フランス語で樹木の蜂蜜という意味です。

この香りの狙いは間違いなく蜂蜜の甘さに包まれた樹海なのですが、結果的には、自殺した死体を貪りに来た獣たちのアニマリックな獣臭に満ちた香りを漂わせる瞬間もある危険な香りです。

メタンフェタミンやアンフェタミンの原料となるフェニル酢酸は、使用に対して非常に注意を要する有機化合物なのですが、この濃度を薄く使用すると煌く蜂蜜のような香りになります。しかし、もし濃度が少しでも高いと動物の尿のような香りになってしまいます。

この香りが肌に馴染む場合、その香りは、まるで「みつばちマーヤ」の世界観のような、70年代アニメの温かさに包まれます。やがて、優しく押し寄せてくるスモーキーなオークの香りが、時にお香の香りのような静謐さを呼び覚ませてくれます。

調香師界において最もハニーノートを追求する別名〝蜜蜂調香師〟クリストファー・シェルドレイクの面目躍如とも言うべき、身に纏う人の「蜜蜂指数」が確認できる難易度の高い香りです。

タニア・サンチェスは『世界香水ガイド』で、「ミエル ドゥ ボワ」を「アニマリック・フローラル」と呼び、「フェニル酢酸は希釈するとハチミツ、濃度が高まると尿のような香りがする。ミエル ドゥ ボワはそのバランスがあまりにも悪いため、7月のニューヨークの歩道と同じ臭いがするのだ。」

「これをフローラルと思える人が果たしてどれだけいるだろう。私を含め大多数の人間にとっては思わずうめき声をあげてしまうような香り。」と1つ星(5段階評価)の評価をつけています。

香水データ

香水名:ミエル ドゥ ボワ
原名:Miel de Bois
種類:オード・パルファム
ブランド:セルジュ・ルタンス
調香師:クリストファー・シェルドレイク
発表年:2005年
対象性別:ユニセックス
価格:不明


シングルノート:蜂蜜、アイリス、エボニー・ウッド、ガイアックウッド、オーク、ムスク

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