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【シャネル】レ ゾー ドゥ シャネルの全て

オリヴィエ・ポルジュ
オリヴィエ・ポルジュシャネルブランド調香師香りの美学
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レ ゾー ドゥ シャネル

Les Eaux De Chanel 2018年6月1日に発売されたシャネル史上初のオーデコロン・コレクションの名を「レ ゾー ドゥ シャネル」と申します。「Les Eaux De Chanel」とは、フランス語で「シャネルの水」を意味します。

それは、「シャネルの創始者」であるガブリエル・シャネル(1883-1971)が、シャネル帝国を築いていくきっかけとなった、癒しの水に包まれた3つの街(ドーヴィル、ヴェニス、ビアリッツ)の名が冠された香りです。

シャネルのロゴがついてそうなレモン・オレンジ・ベルガモットから香ってきそうなほど、高品質な天然の柑橘の香りに、エレガンスがブレンドされた〝シャネルの果実の香り〟です。

そして、2019年6月1日に数量限定で、第四弾「パリ リヴィエラ」が発売され、2021年6月4日からレギュラー商品として発売されることになりました。同じくこの日に、第五弾「パリ エディンバラ」も発売されました。

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シャネルで夏を制するための香り



すべての名の前に「パリ」が入っているように、「芸術の都=パリ」からそれぞれの「水の都」へと、移動する旅の高揚感も伴わせたフレグランスであり、ユニセックスです。

旅に癒しを求めるだけでなく、新たなる覚醒のきっかけを求めたシャネルのエスプリを与えてくれる「毎日が旅=優しい冒険」の香りです。


5作品の香りの調香は、シャネルの四代目専属調香師オリヴィエ・ポルジュによるものです。

全ての香りに共通しているのは、シャネルの香り特有の天然香料に対するこだわりです。他のブランドのオーデコロンではなかなか感じることの出来ない〝柑橘の輝き〟を感じ取ることが出来ます。非常に贅沢な気分にさせられます。

ガブリエル・シャネルの存在よりも、シャネルのコレクションでランウェイを歩くモデル達が、パリ市内に特別に作られた〝シャネルの果樹園〟に定期的に通い、育て上げたような、虫と遭遇したことがなさそうなほど、純粋培養されたエレガントな柑橘の香りがします。

自然の香りではなく、〝シャネルのロゴを持つシトラスが使用されたオーデコロン〟です。

レ ゾー ドゥ シャネル全5作品


パリ エディンバラ
2021年6月発売。男性が着ていたツイードジャケットを女性のファッション・アイテムに昇華させたように、男性的な香料を女性も使用できるジェンダーレスの香りへと昇華させた五つの香りの中で、最もアーシィーかつウッディなフレッシュな香り。

パリ リヴィエラ
2019年6月限定発売。2021年6月再販。自転車で言うところの三段変速の(予測できる、安定感のある)香り。最初に全速力でオレンジを中心にした柑橘類が現れ、次に、ジャスミンとネロリを中心にしたフローラルが現れる。そして、最後にクリーミーなベンゾインとサンダルウッドのウッディな香りが温かく包み込んでくれる。21世紀の正統派コロン。

パリ ドーヴィル
コルクを抜いた瞬間のようなスパークリング・オレンジからはじまり、フレッシュなバジルが、ジャスミンとローズの華やかな甘さと見事なハーモニーを生み出す〝モードコロン〟。一言で言うと、宝塚の男役の方が、プライベートで白シャツにジーンズ姿で、男性とデートしている時に、身に纏っていたら、パーフェクトな香り。

パリ ヴェニス
煌くようなネロリの輝きと共に、パウダリーなアイリスとゼラニウム、バイオレットの香りに包まれる。そして、静謐なベンゾインと、バニラとトンカビーンのアンバー・アコードが、甘くも優しい柔らかな空気で包み込んでくれる。人は失意の先に、必ず希望を見出すものであるということを教えてくれる〝明日のための甘いシャネル〟の香り。

パリ ビアリッツ
最初に三作品発売された時に最も売れていた香り。シャネル版「ラグジュアリーCK one」。ベルガモット、グレープフルーツ、マンダリン・オレンジ等の贅沢なシトラス・シャワーを浴びて、喜びを全身で表現する、透明感溢れる瑞々しいスズランの香りからはじまり、ホワイトムスクが香り全体を優しく包み込んでゆく。

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