LE LABO KYOTO(ルラボ 京都)
場所 京都・三条
住所 京都府京都市中京区場之町586−2 新風館 1F
電話 075-741-8373
2020年7月1日に京都上陸を果たした「ルラボ」。あまり知られていないのですが、ルラボの真髄である〝フレッシュ ブレンディング〟を実施することが出来る八店舗(代官山、青山、丸の内、二子玉川、六本木、下北沢、阪急うめだ)のうちのひとつです。
したがって、この店舗には、代官山クラスのスペシャリストの方々が常駐しています。つまり西日本最大級の〝LE LABOの聖地〟なのです。
新風館について
フエギア京都店が祇園のラ・メゾン・ジュヴォー京都祇園店の隣に出来る予定だったのですが、新型コロナウイルスの影響により、残念ながら出店がキャンセルされました(2023年末大阪に常設店舗誕生予定)。
そして、同時期に出店予定されていたLE LABO KYOTOの出店もキャンセルされるのではと危惧されていたのですが、2020年7月1日(水)に無事出店される流れとなりました。
ここで、新風館という烏丸御池にある施設について軽くおさらいしていきます。元々は、2001年から16年にかけて存在した商業施設が、2020年6月11日にリニューアルしたものです。
高感度で個性的なインテリアデザインが売りのアメリカのエースホテルが日本に初上陸したことが何よりも話題なのですが、それ以外にも、
- お茶と酒 たすき・・・祇園店で話題を生んだお酒のかき氷
- ぎょうざ処 亮昌・・・京都で行列が出来るぎょうざ専門店
- CAFÉ KITSUNÉ KYOTO・・・人気ブランド「メゾンキツネ」が2013年に東京・青山にオープンした人気カフェの関西初出店
- DIG THE LINE BOTTLE & BAR・・・ヨーロッパ中からインポートした日本初上陸のクラフトビールが飲めるハイセンスな空間
- 1LDK・・・東京・中目黒発のメンズ・レディスセレクトショップが関西初進出
- グローブスペックス京都店・・・アンティークから最先端デザインまで多彩な買付を行うアイウェアのセレクトショップ関西初出店
- アップリンク京都・・・関西初進出のミニシアター
注目するだけでもこれだけ魅力的な店舗が集まる新風館(どこか丸の内ブリックスクエアの進化形のような雰囲気があります)に、無事7月1日に誕生したのが、LE LABO KYOTOなのでした。
西日本の『LE LABOの聖地』
ルラボの香りについて魅力的なのは言及するまでもないのですが、それ以上に素晴らしいのが、この店舗におられるスペシャリストの方々の存在です。
男性チーフの方は、もともと、梅田阪急店(つまりル ラボ関西初出店の立役者の一人)立ち上げのチーフであり、代官山、GINZA SIX店にも勤務されていた生え抜きの方です(←2024年3月20日にオープンしたルラボ 京都町家の店長として異動)。
人当たりがとても良く、とても物腰の柔らかい方で、香りについての説明も押し付けるようではなく、お客様の会話にすっと入り込んでいくように、寄り添うように香りを一緒に選んで頂けます。
何よりも、ルラボだけでなく、本当に香水文化を愛しておられることがすごく伝わる方です。香料だけを並べて話すのではなく、自分の解釈する香りの世界観をお伝えするパーフェクトな接客をされます。
副チーフの女性の方は、元々ブルーベルでソムリエールとして働かれていた方(主に梅田阪急)であり、ブルーベル取り扱いの商品に対しては完璧な知識をお持ちになられているので、他のルラボの店舗のスペシャリストにはない切り口で、商品を選んでいただけると思います(この方が、現在、店長になられました)。
この方の素晴らしさもまた寄り添うような接客です。ただムエットに香りを吹きかけて沈黙で渡す『どうですか?接客』とは一線を画している接客をされる方です。やはり、本物のブルーベルのソムリエールは香水接客のレベルが違います。
この二人のプロ中のプロのスペシャリストの方々の良い影響を受け、他のスタッフの方々も、のびのびと接客されています。皆様、香りのものがたりに対する捉え方が本当に素晴らしく、「ルラボの香水」=「自分の嗅覚で自分で考えてください」という投げやりな接客になることが決してなく、「色々なヒントを与えてくれる」接客をしてくださるのです。
つまりは、お店自体の雰囲気が良いので、いきいきと皆様、香水愛を発散されている天国のような環境なのです。
何よりも、魅力的なのは、京都の旅の記念に新風館という高感度スペースを体感した上で、ルラボの世界観を楽しめるということです。さらにル シヤージュ京都様やラトリエ デ パルファム JR京都伊勢丹店(全国ブルーベルの頂点に立つ聖地)といった『京都の香水聖地』もあわせて巡礼することが出来るわけなのです。