アルベルト・モリヤス

ル シャン ド カマルグ (アルベルト・モリヤス)

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香水データ

香水名:ル シャン ド カマルグ Le Chant de Camargue オード・パルファム
ブランド:ラルチザン
調香師:アルベルト・モリヤス
発表年:2019年
対象性別:ユニセックス
価格:100ml/21,450円
販売代理店ホームページ:ラトリエ・デ・パルファム


トップノート:カラブリア産ベルガモット、ヘディオン
ミドルノート:ライス、パラジソン
ラストノート:サンダルウッド、アンブロキシド

ラルチザンパフューム ル シャン ド カマルグ オードパルファム 100ml L’ARTISAN PARFUMEUR LE CHANT DE CAMARGUE EDP [5270]

価格:20,705円
(2019/11/7 08:01時点)
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帝王アルベルト・モリヤス、ラルチザンに初登板

プーチ社に買収後(2015年)の新生ラルチザンが打ち出した新コレクション「レ ペイザージュ」。それは、フランス各地を調香師たちが旅し、その美しい風景と大地、そして、美しい花々や植物などから着想を得た〝香りの絵葉書〟です。

そんなコレクションの第五弾として2019年に発売されたのが「ル シャン ド カマルグ」です。その意味は、フランス語で「カマルグの歌」です。


ローヌ川と地中海に囲まれたフランス南部の三角州地帯カマルグは、複数の塩湖で区切られたフランスでも珍しい湿原地帯です。

フラミンゴの飛来地として有名であり、牛や馬の放牧も行われています。その半野生化した馬を「カマルグの白い馬」と呼びます。そして、フランス国内の98%の稲作の生産量を担う塩分を多分に含んだ水田と、ピンク色の塩田で有名なペルル・ド・セル(塩の真珠)と呼ばれる天日塩の産地としても有名です。

そんなフランスでも稀有なカマルグ地方にオマージュを捧げたこのウッディ・フローラル・ムスクの香りは、帝王アルベルト・モリヤスにより調香されました。

モリヤスがかの地を訪れて(ここで、アルベルト・モリヤスのことだから、実際には、現地を旅してなさそうという疑問が出てくるのですが、どうやら、今回は本当に現地を訪れたらしい)最も印象に残ったという、山車が行進するライス・フェスティバルの風景。そして、そこから漂う、“ホワイトゴールド”と呼ばれるカマルグライスのフローラルでパウダリー、そしてクリーミーな香りを中心にこの香りは構成されています。

タピオカに夢中なミーハー族を格上げする香り。

香りを構築するときに、最も難しいのが、私たちが主食とするものの香りを、フレグランスとして成立させることです。そして、そのひとつはライスです。

モリヤスは、黄金色の稲穂が風に揺れる中を歩いているかのような香りを生み出すために、3つの合成香料を巧みに配合しました。まず最初に、イタリア・カラブリア産の天然のベルガモットを使用し、スモーキーなラベンダーの香り立ちを演出します。そこに、ヘディオンパラジソンによってクリーミーなライスアコードを作り出し香り全体を包み込みます。そして、アンブロキシドによりミルキーさを伴わせたサンダルウッドによって、見事なまでのミルキーなライスアコードを作り上げました。

大自然の中でミルク風呂に入っているような感覚に包まれるミルキーフローラルの香りは、私たちが日常生活で忘れつつある大地と触れ合い生きる喜びを想い出させてくれます。しかし、このボディクリームのようなミルキーな香りは、日本人女性のツボにはまる香りでしょう。

アルベルト・モリヤスという調香師の恐ろしさは、芸術性を放棄した、シャーロック・ホームズのような厳格なる人間心理の分析を香りに反映させるところにあります。若い女性は、フレッシュな香りの良し悪しは分からなくても、ミルクの香りの良し悪しは分かるのだ。なぜならば、彼女たちはフルーツジュースには無頓着だが、甘いドリンクにはとてもこだわりを持つ傾向があるのだからというモリヤス流香りの分析術の回答がこの香りなのでしょう。

この香りは、まさにタピオカ・ミーハー族に捧げられた香りです。

ボックスとボトルラベルは、かつて、フランスのブックカバーに用いられていた伝統的でアーティスティックな「マーブル柄」がデザインされており、(ブランドとしてはじめて)ボックスのラベルに調香師の名前が記されています。

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