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【セルジュ ルタンス】ファイブ オクロック オ ジャンジャンブル(ジンジャーが香る午後5時)(クリストファー・シェルドレイク)

セルジュ・ルタンス
©資生堂
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ファイブ オクロック オ ジャンジャンブル(ジンジャーが香る午後5時)

原名:Five O’Clock Au Gingembre
種類:オード・パルファム
ブランド:セルジュ・ルタンス
調香師:クリストファー・シェルドレイク
発表年:2008年
対象性別:ユニセックス
価格:50ml/14,300円、100ml/22,000円
公式ホームページ:セルジュ・ルタンス

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『渋谷で5時』の香り

©Serge Lutens

私はジンジャーの爽快な一面には全く興味はありませんでした。その砂糖漬けされた一面にとても興味を覚え、その一面を生かす香りを創りたいと考えました。

セルジュ・ルタンス

2018年3月21日に「ブラック&ベージュ コレクション」が「コレクションノワール」に変更され、2008年に生み出された「ファイブ オクロック オ ジャンジャンブル」も、このコレクションに組み込まれました。

「ジンジャーが香る午後5時」という名のこの香りは、19世紀の英国・バッキンガム宮殿における午後5時のお茶の時間をテーマに、黒のウェッジウッドのカップでティーを飲み、ジンジャーの香り高い砂糖菓子を優雅に楽しむ姿をイメージして創造した香りです。

セルジュ・ルタンス自身は、この香りの雰囲気は「ティーではなく、カカオ・ビスケットなんだ」と断言しているのですが、実際に嗅いだ印象は、アールグレイです。

それは明らかにモロッコのスークのスパイスと、カカオ、ハニーの甘さの壮絶なるアンバランスの上に築かれている香りなのです。そこに、不意にブラックペッパーが投入され、アンバーとパチョリの温かさと、ここでもまた絶妙なコントラストを生み出すことに成功しているのです。

何よりも、その根底に存在するジンジャーとアールグレイの存在。

この香りは、クリストファー・シェルドレイクにより調香されました。

タニア・サンチェスは『世界香水ガイド』で、「ファイブ オクロック オ ジャンジャンブル」を「塩辛いジンジャーブレッド」と呼び、「古典的なジンジャーブレッドは蜂蜜でしっとりしている。」「ここでは心地よく塩辛い肉のような香り(ユリかシベットか)がして、おかげでスパイスティーのような重みがつき、クリスマス用のルームフレグランスにはならず、鹿肉のスモーキーでバニラっぽいノートに落ち着いた。」と3つ星(5段階評価)の評価をつけています。

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香水データ

香水名:ファイブ オクロック オ ジャンジャンブル(ジンジャーが香る午後5時)
原名:Five O’Clock Au Gingembre
種類:オード・パルファム
ブランド:セルジュ・ルタンス
調香師:クリストファー・シェルドレイク
発表年:2008年
対象性別:ユニセックス
価格:50ml/14,300円、100ml/22,000円
公式ホームページ:セルジュ・ルタンス


トップノート:ティー、ベルガモット
ミドルノート:ジンジャー、シナモン、
ラストノート:カカオ、ハニー、アンバー、パチョリ、ペッパー

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