カイエデモードから感謝の気持ち

香水を愛するひとびとのまいにちを豊かにしたい!そんなカイエデモードの記事を楽しんで頂いているみなさまに読んでもらえたら幸いです。|2026年4月6日

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ディオール アディクト パープル グロウ|バービー人形に変身できるベリーキャンディの香り

クリスチャン・ディオール
@DIORBEAUTY
クリスチャン・ディオール
この記事は約8分で読めます。

ディオール アディクト パープル グロウ

原名:Dior Addict Purple Glow
種類:オード・パルファム
ブランド:クリスチャン・ディオール
調香師:フランシス・クルジャン
発表年:2026年
対象性別:女性
価格:30ml/9,460円、50ml/15,180円
公式ホームページ:ディオール

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Zの鼓動=「新 ディオール アディクト コレクション」

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私の使命は、輝き、オイル、ふっくらとした感触といった「ディオール アディクト リップ グロウ オイル」の感覚を香りへと変換することでした。

3つのフレグランスで、私はグルマンでカラフルな香りが大好きな女性たちを虜にしたかったのです。ローズに秘められた甘いライチの果肉を見出し、クリーミーなジャスミンに漂うピーチ、アイリスの中で輝くラズベリー。新しい香りの扉が開かれ、エレガントな花々は甘くつややかで、センシュアルさを併せ持つ香りが生まれました。

フランシス・クルジャン

ディオールは、今まで「ミス ディオール」や「ディオール アディクト」のフランカーの中で、10代から20代前半をターゲットにした(今で言うZ世代)フレグランスはそれなりに発売されていましたが、それよりも年齢が上の層にも使用できることを考えていました。

しかし2026年1月1日に発売された「ディオール アディクト コレクション」は、はっきりとZ世代の中でも若い年齢層に照準を向けて開発された『Zのためのフレグランス』と言えます。

セーラームーンやプリキュアの世界から飛び出してきたかのような、キャンディカラーに輝く、キュートなボトルデザインは、若い日々の特権とも言える、チープシックではなくキャンディポップなセンスに包まれた楽しいビューティアイテムです。

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〝遊び心のある美しさへの愛〟に満ちたそれぞれの香り

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大切なのは、生き生きとしていること ―― つまり輝き、遊び心、軽やかさを持つことです。「ディオール アディクト リップ グロウ オイル」は、若者たちにとって発見する楽しみのある、まるでゲームのような、ほとんどチャレンジのようなものになりました。つまり、製品そのものが、私たちに遊んで楽しむように誘っているのです。

ピーター・フィリップス

フルーティーやグルマン系の香りを思い浮かべると、安っぽいイメージがつきまといます。価値に対する評価が非常に低いのです。そういった状況を覆したいと考えています。たとえばエクレアを例にとりましょう。スーパーマーケットで売っているエクレアと高級パティスリーで売っているエクレアとでは、食べる時にまったく違った体験が出来ます。

フランシス・クルジャン

それはディオールから2020年に発売されて以来、パンデミック中に一大ブームとなった「ディオール アディクト リップ グロウ オイル」(唇のpHや水分量に反応するテクノロジーを採用し、唇の自然な色味に合わせて発色が変化します。この技術により、同じ色でもつける人によって微妙に異なる色合いに仕上がる)の世界観を中心に据え、メイクアップ部門のクリエイティブ&イメージ・ディレクター、ピーター・フィリップス(2014年から)と、ディオールの二代目専属調香師フランシス・クルジャン(2021年から)による初のコラボレーションに生み出された香りです。

新たな魅力で生まれ変わった「ディオール アディクト リップ グロウ オイル」と共に発売された3種のフレグランスは、それぞれディオールが特別に大切にしてきた3つの花、ローズ、アイリス、ジャスミンから作られた香りで、花々に秘められた果実のフルーティーさと甘さが輝き、バニラホイップに包まれてスイートに香ります。

グルマン・ファンタジーの世界へようこそ。そのうちのひとつ「ディオール アディクト パープル グロウ」は、フローラル・フルーティ・グルマンの香りです。

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バービー人形に変身できるベリーキャンディの香り

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もしかすると、リップスティックよりも気負わずに使えるメイクアイテムなんじゃないかな?香水の世界では、往々にして私たちは非常に真面目になりがちです。それは調香の芸術であり、原料であり、職人技といったことにこだわるからです。

この香りのコンセプトは、香水について真剣に語りつつも、香水に対する重苦しい印象を和らげたいと思いました。リップグロウオイルのように、気軽に身につけられるものを求めていたのです。気まぐれなものが欲しかった。遊び心のあるものを作りたかったのです。すべてを真剣に受け止める必要はありません。

非常にエレガントな原材料を用いて、非常にシックでエレガントでありながら、楽しさもある、その適切なバランスを見出すことがコンセプトでした。今、私たちが必要としているのは『楽しさ』なのです。

フランシス・クルジャン

香りのイメージは、アニャ・テイラー=ジョイジス(BLACKPINK)、ウィロー・スミスの三人のZ世代のアイコンが出演するコマーシャル・フィルムを見ると、最も的確に伝わることでしょう。この三人のうちの一人に憧れる女性のための『ディオールの遊び心』を楽しんで受けとめる香りなのです。

間違いなく、10代後半〜20代前半の女性の素肌から多く発生する、ピーチやココナッツのような甘い香りの成分ラクトンとの相乗効果を計算した香りです。そのため大人の女性が身に纏うと、ラズベリーとアイリスが薄く感じるか、だからと言って付けすぎると、ベリーキャンディーに漬けられる甘ったるい感覚に見舞われることでしょう。

あくまでも女性の〝若い季節〟の特権を視野に入れて調香されている「Zのためのアイリス」は、甘酸っぱいラズベリーキャンディとバニラホイップが素肌の上でとろけていくような、「まるで巨大なラズベリーが実る魔法の森にいるみたいな」少しプラスチックを思わせるバービーガールのような感覚からはじまります。

すぐにアイリスが美しい花を咲かせるのですが、この香りが三種の中で最も年代を選ぶのは、着用者の素肌のラクトン値によって、咲き具合がシビアに変わっていくところにあります。上手くアイリスを咲かせるために重要なことは、付けすぎないことです。

ほのかなトップノートからだんだんとベリー系スイーツ(ベリー風綿菓子)とアイリスのふんわりと甘くて酸っぱい至上のハーモニーに満たされてゆくのです。黙ってそこに居ても、意識してしまう絶世のZ世代美女。

彼女は普段は派手でこれ見よがしなファッションは好まず、いつも孤高の存在だ。そんな彼女が、フルスロットルでボディメイクされた肢体を開放するファッションに身を包み、太陽の下を闊歩するような『眩しすぎるスーパーモデルなアイリスの香り』です。やけどするような甘さが特徴で、ラクトン肌でなければ、やけどしてしまう、かなり冷酷な香りです。

似ているという訳ではありませんが、ゲランの「アンソレンス」とよく比較される香りですが、音楽のイメージは最先端のKPOPというよりも、ミレニアム期にクラブやプールバーで流れていたアクアの「ロリポップ」や「バービーガール」のPV的なキャンディポップなイメージを、Z世代の方々は、Z風(昔流行ったものをエモく楽しむ)に楽しんで付けることが出来る香りだと思います。

そんな『バービー人形に変身できるベリーキャンディの香り』です。

私はアイリスをラズベリーと結びつけました。なぜなら、ラズベリーの風味を作り出す際、ほんの少しアイリスのノートを加えるからです。そうすることで、非常にシックでエレガントな仕上がりになり、あの輝き、ジューシーさ、そしてふっくらとした質感を引き出せるのです。

フランシス・クルジャン

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香水データ

香水名:ディオールアディクトパープルグロウ
原名:Dior Addict Purple Glow
種類:オード・パルファム
ブランド:クリスチャン・ディオール
調香師:フランシス・クルジャン
発表年:2026年
対象性別:女性
価格:30ml/9,460円、50ml/15,180円
公式ホームページ:ディオール


トップノート:砂糖漬けされた花々、ラズベリー、粉砂糖
ミドルノート:トスカーナ産アイリス
ラストノート:バニラ