ディオール アディクト ロージー グロウ|ラデュレのイスパハンのような、食べたくなる素肌になる香り

クリスチャン・ディオール
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クリスチャン・ディオール
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ディオール アディクト ロージー グロウ

原名:Dior Addict Rosy Glow
種類:オード・パルファム
ブランド:クリスチャン・ディオール
調香師:フランシス・クルジャン
発表年:2026年
対象性別:女性
価格:30ml/9,460円、50ml/15,180円
公式ホームページ:ディオール

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Z世代のための『新ディオール アディクト コレクション』

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私の使命は、輝き、オイル、ふっくらとした感触といった「ディオール アディクト リップ グロウ オイル」の感覚を香りへと変換することでした。

3つのフレグランスで、私はグルマンでカラフルな香りが大好きな女性たちを虜にしたいと考えました。ローズに秘められた甘いライチの果肉を見い出し、クリーミーなジャスミンに漂うピーチ、アイリスの中で輝くラズベリー。それぞれ新しい香りの扉が開かれ、エレガントな花々は甘くつややかで、センシュアルさを併せ持つ香りが生まれました。

フランシス・クルジャン

ディオールは、今まで「ミス ディオール」や「ディオール アディクト」のフランカーの中で、10代から20代前半をターゲットにした(今で言うZ世代)フレグランスをそれなりに発売していました。しかしいずれも、それより年齢が上の層にも使用できることを考えていました。

しかし2026年1月1日に発売された「ディオール アディクト コレクション」は、はっきりとZ世代の中でもより若い年齢層に照準を合わせて開発された『Zのためのフレグランス』と言えます。

セーラームーンやプリキュアの世界から飛び出してきたかのような、キャンディカラーに輝く、キュートなボトルデザインは、若い季節の特権とも言える、キャンディポップなセンスに包まれており、楽しさをとことん追求したビューティアイテムです。

このアディクトは、フレグランスの魅力で〝アディクト=夢中〟にするのではなく、ディオールのブランドの魅力で〝夢中〟にしていく、Z世代の女性の承認欲求を満たしてくれる最高のパートナーなのです。

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〝遊び心のある美しさへの愛〟に満ちたそれぞれの香り

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大切なのは、生き生きとしていること ―― つまり輝き、遊び心、軽やかさを持つことです。「ディオール アディクト リップ グロウ オイル」は、Z世代の若者たちにとって発見する楽しみのある、まるでゲームのような、ほとんどチャレンジのようなものになりました。つまり製品そのものが、私たちに遊んで楽しむように誘っているのです。

ピーター・フィリップス

フルーティーやグルマン系の香りを思い浮かべると、安っぽいイメージがつきまといます。価値に対する評価が非常に低いのです。そういった状況を覆したいと考えています。たとえばエクレアを例にとりましょう。スーパーマーケットで売っているエクレアと高級パティスリーで売っているエクレアとでは、食べる時にまったく違った体験が出来るものです。

フランシス・クルジャン

「ディオール アディクト リップ グロウ オイル」は、唇のpHや水分量に反応するテクノロジーを採用し、唇の自然な色味に合わせて発色が変化するように作られています。この技術により、同じ色でもつける人によって微妙に異なる色合いに仕上がります。

この商品が、2020年に発売されて以来、パンデミック中に一大ブームとなりました。その世界観を中心に据え、メイクアップ部門のクリエイティブ&イメージ・ディレクター、ピーター・フィリップス(2014年から)と、ディオールの二代目専属調香師フランシス・クルジャン(2021年から)による初のコラボレーションにより三種の神器=フレグランスが生み出されました。

新たな魅力で生まれ変わった「ディオール アディクト リップ グロウ オイル」と共に発売された三種のフレグランスは、ディオールが特別に大切にしてきた3つの花、ローズ、アイリス、ジャスミンから作られた香りです。それぞれの花々に秘められた果実のフルーティーさと甘さが輝き、バニラホイップに包まれてスイートに香るように調香されています。

グルマン・ファンタジーの世界へようこそ。そのうちのひとつ「ディオール アディクト ロージー グロウ」は、フローラル・フルーティ・グルマンの香りです。

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ラデュレのイスパハンのような、食べたくなる素肌になる香り

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もしかすると、リップスティックよりも気負わずに使えるメイクアイテムなんじゃないかな?香水の世界では、往々にして私たちは非常に真面目になりがちです。それは調香の芸術であり、原料であり、職人技といったことにこだわるからです。

このコレクションの香りのコンセプトは、香水について真剣に語りつつも、香水に対する重苦しい印象を和らげたいということです。リップグロウオイルのように、気軽に身につけられるものを求めていたのです。気まぐれなもの、遊び心のあるものを作りたかったんです。すべてを真剣に受け止める必要はありません。

非常にエレガントな原材料を用いて、とてもシックでエレガントでありながら、楽しさもある、その適切なバランスを見出すことがコンセプトでした。今、私たちが必要としているのは『楽しさ』なのです。

フランシス・クルジャン

香りのイメージは、アニャ・テイラー=ジョイジス(BLACKPINK)、ウィロー・スミスの三人のZ世代のアイコンが出演するコマーシャル・フィルムを見ると、最も的確に伝わることでしょう。この三人のうちの一人に憧れる女性のための『ディオールの遊び心』を気軽に楽しんで受けとめる香りなのです。

間違いなく、10代後半〜20代前半の女性の素肌から多く発生する、ピーチやココナッツのような甘い香りの成分ラクトンとの相乗効果を計算した香りです。そのため大人の女性が身に纏うと、ローズがほとんど感じられない、ソルティライチを飲み干しているような感覚に見舞われることでしょう。

あくまでも女性の〝若い季節〟の特権を視野に入れて調香されている「Zのためのライチ」は、最初からフレッシュにキラキラ輝くライチとホイップクリームのカラフルな香りからはじまります。すぐにシュガーパウダーの粉雪が素肌に舞い散ります。

そしてどこかつるるんとみずみずしいライチゼリーの感触に満たされてゆきます。そこにパウダリーに軽やかなダマスクローズの香りが溶け込んでゆきます。

やがてミルクキャラメルによって、まるでローズの香りが広がるライチゼリー、キャラメルソースを合わせたスイーツ(またはラデュレのイスパハン)と、素肌のラクトンが溶け合い、一体化していくような感覚に満たされてゆくのです。

まさに『あなたの前に行列が出来る、食べたくなるスイーツスキンになる香り』です。

花と果実の間の適切なつながり、そして花の中に潜むフルーティーな要素を見つけようとしました。ローズ・オイルやローズ・アブソリュートの香りを嗅ぐと、ライチのような要素や、非常に繊細なノートが感じられるのです。

フランシス・クルジャン

パティスリーで、ピンクとレッドのスイーツを手当たり次第に購入して、それらがすべて詰め込まれたボックスの中に鼻を突っ込んだ瞬間、素肌で感じることが出来る〝幸福感〟をシンプルに受け止める香りです。最初から最後までふいにやってくる、剥きたてのライチのみずみずしさがとてもリアルに感じられます。

クルジャンが20年前に生み出した元祖ライチローズの香り「マナカラ」との相性が抜群で、素肌の上でミルフィーユするように重ねていくと、新境地に到達することでしょう。

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カフェ ディオール by ラデュレ

@DIOR × LADURÉE

PHOTOGRAPH BY TOMOYUKI KUSUNOSE

イスパハン @ LADURÉE

この香りは、ラデュレのイスパハンそのものと言って良いほど連想させる香りなのですが、それはディオールとラデュレのコラボの歴史を見ていても、意図的なものなのかもしれません。

ちなみに2021年6月にギンザ シックスの4階に、「カフェ ディオール by ラデュレ」の世界一号店がオープンしていました(2024年2月に閉店)。

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香水データ

香水名:ディオールアディクトロージーグロウ
原名:Dior Addict Rosy Glow
種類:オード・パルファム
ブランド:クリスチャン・ディオール
調香師:フランシス・クルジャン
発表年:2026年
対象性別:女性
価格:30ml/9,460円、50ml/15,180円
公式ホームページ:ディオール


トップノート:ライチ
ミドルノート:ローズ
ラストノート:キャラメル