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シャネル

【シャネル】ココ マドモアゼル(ジャック・ポルジュ)

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©CHANEL
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『ココ・マドモアゼル』キーラ・ナイトレイ第一弾<2007年>

2004年の時点で、スカーレット・ヨハンソンをミューズとして求めていたシャネルは、カルバン・クライン(「エタニティ モーメント」)に先を越されてしまいます。

そして、2006年にキーラ・ナイトレイと契約を交わし、翌年2007年に第一弾キャンペーン・ムービーを製作することになりました。監督は、キーラの『プライドと偏見』(2005)『つぐない』(2007)『アンナ・カレーニナ』(2012)を監督するジョー・ライトによるものです。

1930年代スタイルのレッド・カラーのイブニングドレスで月夜のパリの通りに歩き出すキーナの背景に流れる、ナット・キング・コールのL-O-V-Eをカバーしたジョス・ストーンの歌声が、力強く、クールで、ロマンティックです。

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『ココ・マドモアゼル』キーラ・ナイトレイ第二弾<2011年>

キーラ・ナイトレイの2011年の第二弾広告キャンペーン・ムービーは、ファッション・シーンにおいても大いに話題となりました。

カール・ラガーフェルドが特別に手がけたベージュのジャンプスーツと、世界最高のヘルメットを作るルビーとのコラボヘルメットを身につけ、ドゥカティ スーパースポーツ750 1973年式で、パリのコンコルド広場を颯爽と駆け抜け、アルベルト・アンマン(1978ー、『ナルコス』でカリ・カルテルのボスの一人を演じる)演じるカメラマンの元に駆けつける!

この香りはパワフル過ぎず、甘過ぎません。強さと甘さのバランスが絶妙です。とても女性らしい香りなのに、男性用フレグランスをつけていた時の私が求めていた『自分には力がある』という感覚を与えてくれるのです。

キーラ・ナイトレイ

ミューズ達のコメントには、たいていは説得力のない美辞麗句が散りばめられウンザリさせられるのですが、キーラの場合は、そう感じないのはどうしてでしょうか?それもこれも彼女が仕事を選んでいる女優だからではないでしょうか?

私は長い間休みなく、息をつく間もなく働いてきました。数年前には、まるまる5年間働きづめだったことに気づき、本当に疲れ切ってしまって……そのために演技の楽しさを感じられなくなっていたので、以来、ペースを落としました。すると再び、働くことや演技することへの情熱が湧いて来ました。プロジェクトを慎重に選ぶようになってから、前以上に仕事を楽しめるようになっています。今回のシャネルの2本目のCFも、こうして選んだ仕事の一つ。あれほど素晴らしい撮影の時間を過ごすことができたのも、このためかも知れません。なぜ自分はこのプロジェクトに打ち込むかという理由が判っていれば、すべての瞬間を味わい尽くすことができる。この一週間の撮影で得られた充実感は、夏のバカンスからは到底得られないものでした。

キーラ・ナイトレイ

「シャネルのスーパーウーマン」になったようなキャンペーン・ムービーを監督したのは、前回と同じジョー・ライトでした。

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『ココ・マドモアゼル』キーラ・ナイトレイ第三弾<2014年>

2014年に公開された第三弾キャンペーン・ムービーの監督も、全二作に引き続きジョー・ライトです。早朝4時の日の出を待って撮影したという、セーヌ川をスピードボートでキーラが駆け抜けるシーンが圧巻です。キャンペーン・フォトは、マリオ・テスティーノによって撮影されました。

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