ブラッド・ピット

ブラッド・ピット4 『オーシャンズ11』2(3ページ)

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作品名:オーシャンズ11 Ocean’s Eleven (2001)
監督:スティーブン・ソダーバーグ
衣装:ジェフリー・カーランド
出演者:ジョージ・クルーニー/ブラッド・ピット/マット・デイモン/ジュリア・ロバーツ/アンディ・ガルシア/ドン・チードル/スコット・カーン/エリオット・グールド/カール・ライナー

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10万ドルの胸を持つ男

今も当時も日本人が真似をすれば必ず浮くスタイル。

日本人が真似すれば、昭和の広島ヤクザ・ルックになるでしょう。

ラスティ・ライアン・スタイル5 ワインレッド・シャツ
  • グレースーツ、ノッチドラペル
  • ワインレッドの光沢のある襟が長めのドレスシャツ

このラスティのスタイルは、ブラッド・ピットだけに許されたスター・アンサンブルとも言えます。全てのポイントはロングポイントカラーにあり、現代においては、最も見かけない襟となっています。普通の襟の長さの胸ポケットつきのシャツを、ごく普通のスーツから襟出ししていると、ただのだらしない成人男性が出来上がります。

ファッションというものは、サラリーマンであれば、ネクタイを取らずにぴしっと決めていた方が、かっこいいように、このラスティのスタイルはあくまでも上質な生地と色彩とテーラードによって成り立っているギャンブラーとしてのスタイルなのです。

「胸を入れて良かったこと?次から次に、女が出来たことだね」ブライアン・ゼンビック。

皮肉なことに、ブライアンはラス・ヴェガスでもトップクラスのブラックジャック・プレイヤーで、“シャッフル・トラッキング”(カードをシャッフルするときに、何枚ものカードがどこにあるかを目で追っていくこと)では世界屈指の腕前をもっている。その能力を駆使すれば、日に数千ドル稼ぐこともできる。が、彼は日常的にそうしようとはしない。ブライアンの嫌う“仕事”という感覚が生まれてしまうからだ。彼は、仕事とは自分自身、自分の時間、自分の自由を他人に支配されることだ、という信念を持っているのだ。時々カネを稼がなければなくなると、ギャンブルをするだけだ。

ブライアン・ゼンビックについて

そんなブラッド・ピットがラスティを演じるために念頭においていたロール・モデルは、ブライアン・ゼンビック=通称『10万ドルの胸を持つ男』でした。豊胸手術をした胸で、一年間生活したら、10万ドルをやるという賭けに勝ったギャンブラーです。

『ファイトクラブ』のようなライダース。


ファイトクラブ』でブラッド・ピット扮するタイラー・ダーデンが着ていたような派手なライダースを着るダーク・モロイ(スコット・カーン)。彼はその後のシーンでも、バイカラーのお洒落なライダースを着て登場します。

レザー・ジャケットとは、男を裸にする『第二の上半身』

本作No.1のアイコニック・レザージャケット。

この素晴らしきレザーの質感を見よ!

レザー・ジャケットが似合う時、それは男として格上げされた時。

バシャー・ター・スタイル2
  • オリバーピープルズリビングストーン
  • キャメル色のダブルのレザージャケット
  • グレーのローゲージのタートルネック
  • 黄色のストールをニットの上から巻く
  • 三本線の透かしストライプの入ったグレーのトラウザー
  • キャメル色のレザーブーツ

この作品において、アイコニック・レザーを挙げよと言われたならば、それは間違いなくバシャー・ターが着ていたキャメル色のレザー・ジャケットです。

レザー・ジャケットの魅力とは何か?それはステラ・マッカートニーには申し訳ないのですが、人間が、獣の皮を着ることによって、得る何らかのスピリチュアルな感覚にあると思います。ファッションとは大枠においては残酷なものです。トレンド・アイテムと呼ばれるものは、光陰矢の如く飽きられ、捨て去られていきます。最も上質なレザー・アイテムは、最も残酷な方法で獲得されたものとも言えます。しかし、そんな皮を身にまとうことによって感じる何らかの感覚は、『悪魔のいけにえ』のレザーフェイスの感覚とそう変わらないのです。それは一言でいうと、第二の肉体を自分の肉体に宿らせたかのような不思議な感覚なのです。

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