フランシス・クルジャン

バカラ・ルージュ540 (フランシス・クルジャン)

    香水名: バカラ・ルージュ540 Baccarat Rouge 540 オード・パルファム
    ブランド:メゾン・フランシス・クルジャン
    調香師:フランシス・クルジャン
    発表年:2016年9月1日
    対象性別:ユニセックス
    価格:70ml/37,692円
    販売代理店ホームページ:ラトリエ・デ・パルファム










    トップ・ノート:ブラッドオレンジ、ジャスミン、サフラン、マリーゴールド
    ミドル・ノート:アンバーウッド、オークモス
    ラスト・ノート:シダーアコード、もみの木、ラベンダー

    私はこの作品に関して一切バカラとは打ち合わせをせず、全てを任された。これはある意味、私が20年間かけて作った作品なんだ。

    フランシス・クルジャン

    名優マイケル・ケインはこう言いました「演劇は演じられ、映画は作られる」と、そして、その後にこう続けられます。「そして、映画は、役についての監督との話し合いなしに、他のキャストの人たちとのミーティングなしに、セットでのリハーサルなしに完成するということだ」。演劇はリハーサルで繰り返された関係性から生み出される熟成です。一方、映画は、熟成ではなく、意図された結果をもたらすべく生み出される作業です。だからこそ、お互いにまったく違う種類の影響を後世に与えます。

    演劇は、臨場感を武器にし、映画は記録されることにより不滅性を武器にします。さて話をこのフレグランスの紹介へと進めていきましょう。バカラ(1764年創設)とフランシス・クルジャンのコラボは、演劇と映画の中間に位置する臨場感と不滅性を武器にした芸術なのです。香りは、臨場感を生み出し、バカラグラスは不滅性を生み出す。そんな対照的な二つの要素が結びついたのが、このフレグランス、バカラ・ルージュ540なのです。

    2014年11月、バカラのブランド生誕250周年を記念し、50万円(4000ドル)の高価なこのフレグランスは、バカラクリスタルのボトルで250個の数量限定販売されました。1940年代にジョルジュ・シュヴァリエが、バカラの伝統的なモチーフであるダイヤモンドカットを用いてデザインされたボトルデザイン。その重さは500gです。そこに付随する通称”バカラレッド”と呼ばれる「ルージュ」色のピペット。「その荘厳な名前は、透明なクリスタルに24金の金粉を混ぜ合わせ、540度の高温で少しずつ溶解することによって生み出される、独特の深みのあるスカーレットレッドを思い起こさせます。」(オフィシャル)。

    そんな高価なボトルの中で大気への開放を待つ香りが、2015年に、通常のボトル・デザインで販売されました(日本では2016年9月1日より)。

    甘美なるジャスミンと華麗なるサフランにアンバーグリスがブレンドされ、独特なカラメルの香ばしさが生み出されます。そして、シダーウッド、オークモスが加わり、類まれなる香り立ちを生み出すにいたります。アンバー・ウッディ・フローラルのユニセックスな香りは、フランシス・クルジャンのより調香されました。

    発売と同時に完売したという3万円台後半のフレグランスとしては脅威の売れ行きを見せるプレステージ・フレグランス。

    バカラの名を冠することが許された唯一の香りです。



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