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【ジョルジオ アルマーニ】アクア ディ ジオ プールオム エッセンザ(アルベルト・モリヤス)

アルベルト・モリヤス
©Armani beauty
アルベルト・モリヤスジョルジオ・アルマーニブランド調香師香りの美学
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アクア ディ ジオ プールオム エッセンザ

原名:Acqua di Gio Essenza
種類:オード・パルファム
ブランド:ジョルジオ・アルマーニ
調香師:アルベルト・モリヤス
発表年:2012年(日本販売終了)
対象性別:男性
価格:75ml/9,500円

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幻の「伝説のジオ」

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1995年に「アクア ディ ジオ」(エドゥアール・フレシェとフランソワーズ・キャロン)が発表されました。そして、翌1996年にメンズ・ヴァージョンである「アクア ディ ジオ プールオム」が発売されました。

アクア ディ ジオ プールオム エッセンザ」は、2012年に発売されたフランカーです。マリーン、ウッディ、アンバーの要素を強化したEDPヴァージョンとしてアルベルト・モリヤスにより調香されました。

絶大な人気を誇りながらも廃盤になり、今では「伝説のジオ」と呼ばれている香りです。

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海上から姿を現した、裸体の美男子の肉体に降り注ぐ液体

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ローマ神話から抜け出てきたかのような美男子を連想させる、燦然と光り輝くシチリア産のベルガモットとグレープフルーツが弾けるようにしてこの香りははじまります。どこか食欲を掻き立てる魔性が潜んでいます。

オリジナル作で使用されていたカロンは、(ウォーターメロンのようではない)よりピュアウォーター感を感じさせる(1997年に特許を取得した)カスカロンに置き換えられています。つまり、マリンノートを抑え目に、スパイシーなペッパーを筆頭にして、肉欲と官能のウッディとアンバーグリスの渦の中に引き込んでゆくのです。

そして、シャープに鮮やかなバジルとクラリセージのグリーンハーバルな煌きの中に、ジャスミンの花びらが舞い散ります。それは差し詰め、海上から姿を現した裸体の美男子の肉体に降り注ぐスパークリングワインとジャスミンの花びらのようです。

このジャスミンの花びらを再現するために、フィルメニッヒ社が1996年に特許を取得した合成香料パラジソンをジャスミン・アブソリュートにブレンドしています。それは合成香料ヘディオンの最も純粋なフルパワー・ヴァージョンとも言えます。

やがて、ベチバー、パチョリ、シダー、アンブロックス、そして、ムスクによりスモーキーウッディなティーの芳香が全身に注ぎ込まれるように満たしてゆくのです。

フォトグラファー、ブルース・ウェーバーによるスーパーモデル・サイモン・ネスマン(1989-)のキャンペーン・フォトが示すように、フェミニンなルックスとマスキュリンなボディラインのアンバランスなバランスを香水に体現した香りとも言えます。

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香水データ

香水名:アクア ディ ジオ プールオム エッセンザ
原名:Acqua di Gio Essenza
種類:オード・パルファム
ブランド:ジョルジオ・アルマーニ
調香師:アルベルト・モリヤス
発表年:2012年(日本販売終了)
対象性別:男性
価格:75ml/9,500円


トップノート:ベルガモット、グレープフルーツ、カスカロン
ミドルノート:ジャスミン、パラジソン、バジル、セージ
ラストノート:ムスク、クラリーセージ、アンブロックス、アトラスシダー、パチョリ、ベチバー、ペッパー、アンバー

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