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1995年の映画

ジェームズ・ボンド

【007 ゴールデンアイ】五代目ニュー・ボンド=ピアース・ブロスナン登場。

ピアース・ブロスナンのボンドほどスーツを戦闘服に変えたボンドはいませんでした。そして、バランス良くロジャー・ムーア時代の〝敵と遭遇してにっこりと会釈〟パターンも継承し、スパイ=秘密諜報部員の007から、世界を守る男へと脱皮を遂げていったのでした。
その他の現代の女優たち

【天使の涙】女は涙でメイクを落とした瞬間、生まれ変わる。

ウォン・カーウァイ×クリストファー・ドイル(超ワイドレンズ)が最も魅力的だった時代の作品。そして、金城武をはじめとする個性的な登場人物。しかし、何よりも、ミッシェル・リーというこの作品のために生まれてきたような絶世の美女の存在感につきるのです。
ボンド ガール

『007 ゴールデンアイ』Vol.7|KENZOを着るイザベラ・スコルプコ

日本ではそれほどでもないのですが、欧米においてイザベラ・スコルプコ(1970-)は、歴代ボンドガールの中でも一二を争う人気を誇ります。彼女が着るファッションの中で、唯一華やかな衣装は、KENZOのロングコートのみなのです。
ボンド ガール

『007 ゴールデンアイ』Vol.6|ニューM=ジュディ・デンチとファムケ・ヤンセン

しかし、この作品『007 ゴールデンアイ』には、ゼニア・オナトップ並みに強烈な個性を放つ女性がもうひとり登場します。ニューMとして登場し、以後「007 スペクター」(2015)までレギュラー出演するジュディ・デンチ(1934-)です。
ボンド ガール

『007 ゴールデンアイ』Vol.5|サンローランの赤リップの殺し屋=ファムケ・ヤンセン

本作で最初から最後まで改心しない悪党ゼニア・オナトップを演じたファムケ・ヤンセンは、スーパーモデルから女優になることに成功した数少ない人です。表情がいちいち素晴らしいファムケに『007 私を愛したスパイ』のナオミ以来のときめきを覚えた男性たちも多いはずです。
ジェームズ・ボンド

『007 ゴールデンアイ』Vol.4|ピアース・ブロスナンとオメガとBMW

この作品からジェームズ・ボンドの腕時計は、オメガとなります。そして、この作品でボンドは、アストンマーティンDB5の乗るのですが、後半のシーンでもう一台のボンドカーとしてBMWのZ3ロードスター(1995-2002、1991年から開発開始)が登場します。
ジェームズ・ボンド

『007 ゴールデンアイ』Vol.3|イタリアンスーツがニューボンドの戦闘服

この作品の成功は、どこまでも愚直にイタリアンスーツ姿で戦うジェームズ・ボンド像にありました。そして、ピアース・ブロスナンからボンドムービーに夢中になった人たちにとって、ボンドとはスーツを着て戦う男の理想であり、スーツに対する憧れを体現するアイコンになったのでした。
ジェームズ・ボンド

『007 ゴールデンアイ』Vol.2|ブリオーニを着るピアース・ブロスナン

この作品からボンドスーツがはじめてラグジュアリー・ブランドのテーラーにより、より洗練されたシルエットを生み出していくことになります。そして、はじめてイタリア製のスーツを仕立ててもらうことになるのでした。そのブランドの名をブリオーニと申します。
ジェームズ・ボンド

『007 ゴールデンアイ』Vol.1|五代目ボンド=ピアース・ブロスナン登場

007シリーズの歴史の中で最も長いインターバルの生まれた瞬間。それは『007 消されたライセンス』(1989)と本作の間の6年間でした。そして、突如、1994年6月8日に、ひげ面のピアース・ブロスナンが現れ、全くボンドらしからぬ姿で、ニュー・ボンド就任の記者会見を行ったのでした。
その他の男優たち

『天使の涙』Vol.6|金城武とプラダ

5歳の時、期限切れのパイナップルの缶詰を食べすぎて以来、口がきけなくなった男モウを演じるのは金城武です。パイナップル色のシャツがとても似合うモウは、失恋したばかりの娘チャーリー・ヤンに初恋し、そして、「パイナップルの缶詰のように恋愛には賞味期限がある」ことを知るのでした。
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『天使の涙』Vol.5|渋谷発のコギャル文化に影響を与えたカレン・モク

カレンのコギャル的なファッションが渋谷発のコギャル文化に与えた影響は計り知れません。僅か10数分だけの彼女の出演シーンが、本作の全てを食い尽くしたのかもしれません。彼女のこのファッションで映し出されたスチール写真は、多くのメディアを占めるに至ったのです。
その他の現代の女優たち

『天使の涙』Vol.4|ミシェル・リー。ただこの映画のためだけに存在した女

ただこの作品のためだけに存在した女優と言い切ってもいい程の存在感を示したミッシェル・リー。しかし、僅かこの一作で彼女は、21世紀のファッション・シーンに影響を与え続ける不動のファッション・アイコンとなりました。
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『天使の涙』Vol.3|ミッシェル・リーとカレン・モクと香水

本作のミッシェル・リーのファッション・スタイルは、90年代において極めてアジア的であり、当時の欧米人にとっては、想像もつかないスタイリングだったと言えるでしょう。そして、後のアレキサンダー・ワンやフィリップ・リムを生み出す源流となったのです。
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『天使の涙』Vol.2|1989年度ミス香港 ミッシェル・リー

女エージェントを演じるミッシェル・リーは、1989年にミス香港に輝き、1995年当時、絶世の美貌とスタイルで、中華圏一の美女「楊貴妃の再来」とまで言われた人です。そんな彼女が、本作において、結果的には、唯一と言ってもいい程の女優としての存在感を示したのでした。
その他の現代の女優たち

『天使の涙』Vol.1|ミッシェル・リーとエナメルボディコン

切れ長だが、ポルトガル系のハーフだけあって東洋人離れしたその大きな目に、シャギーの入ったストレートの黒髪が魅力的なミッシェル・リー。そのファッションを形成するものはほとんどチープなケミカルであり、デカめのアクセサリー、カラフルなネイル、そして、煙草の香りで身を包んでいます。
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