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世界香水ガイド

ゲラン

【ゲラン】シャンダローム(ジャン=ポール・ゲラン)

当時まだ20代半ばだった四代目調香師ジャン=ポール・ゲラン(1937-)が1962年に調香した「シャンダローム」。その名の意味は、「香りの賛歌」です。それはまさに若妻に捧げる香りとしてのフローラルシプレの香りでした。
ゲラン

【ゲラン】スー ル ヴァン(ジャック・ゲラン)

しかし何よりもこの香りが有名な理由は、ジャック・ゲランがこの香りをジョセフィン・ベーカー(1906-1975)のために創ったということからでした。そして、ジョセフィンは、晩年までショーが終わるとこの香りを全身に降り掛けることを習慣にしたのでした。
ゲラン

【ゲラン】リウ(ジャック・ゲラン)

ゲランの三代目調香師ジャック・ゲランが最も脂が乗っていた1920年代の最後の年1929年に発表した「リウ」は、ジャコモ・プッチーニ(1858-1924)のオペラ『トゥーランドット』に登場する美しい女性ヒロインの名を冠した香りです。
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ゲラン

【ゲラン】オーデフルール セドラ(ジャック・ゲラン)

リビエラの風景からインスピレーションを得たというこの香りのコンセプトは、フレンチ・リビエラの高級ホテルでディナーに出かける前の一振りのために生み出されたような香りです。三代目調香師ジャック・ゲランが作り出したゲランの〝第三のコロン〟です。
キャロン

【キャロン】ミュゲ ド ボヌール(ミシェル・ モルセッティ)

「ミュゲ ド ボヌール」を、「幸福の白いスズラン」と呼んでもよろしいでしょうか。キャロンを第二次世界大戦後立て直した、フェリシエ・ヴァンピール女史が、5月1日の「スズランの日」のための香りが欲しいと切望したことから、1952年に、一ヶ月足らずで作り上げられました。
トム・フォード

【トム フォード】アンバー アブソルート(クリストフ・ラウダミエル)

2007年にトム・フォードが発表した新たなるフレグランス・ライン「プライベート ブレンド コレクション」。それは一挙に12種類の香水を発売するという画期的な試みでした。そのうちのひとつである「アンバー アブソルート」は、クリストフ・ラウダミエルにより調香されました。
クロエ

【クロエ】クロエ オードパルファム(ミシェル・アルメラック/アマンディーヌ・クレーヌ・マリー)

2006年にボンド・ナンバーナインの「セント オブ ピース」を調香し、脂の乗り切っていたミシェル・アルメラックとアマンディーヌ・クレーヌ・マリーにより調香されたこの香りは、発売と同時に、世界中で爆発的に売れ、21世紀の「ローズ革命」を成し遂げたのでした。
その他のブランド

【ラルフ ローレン】ノトーリアス(オリビエ・ギロティン)

昔のハリウッド映画のヒロイン、特にアルフレッド・ヒッチコック監督の『汚名』(1946)のイングリッド・バーグマン、『三つ数えろ』(1946)のローレン・バコールからインスパイアされた香りです。オリビエ・ギロティンにより調香されました。
ゲラン

【ゲラン】オーインペリアル(ピエール=フランソワ・パスカル・ゲラン)

1828年にブランドを創業したピエール=フランソワ・パスカル・ゲランは、1853年1月30日にノートルダム大聖堂でロイヤルウエディングを挙げナポレオン3世と結婚し、フランス皇后になったウジェニー・ド・モンティジョのためにひとつのオーデコロンを献上したのでした。
ゲラン

【ゲラン】ランスタン ド ゲラン(モーリス・ルーセル)

モーリス・ルーセルがゲランに招かれ、ゲランのクリエイティヴ・ディレクターに就任する寸前のシルヴェーヌ・ドゥラクルトと共に、2003年に生み出した香り「ランスタン ド ゲラン」は、フランス語で「ゲランの瞬間」の意味であり「恋に落ちる瞬間」の香りです。
その他のブランド

【エタ リーブル ド オランジェ】イエス アイ ドゥー 甘い謎(アントワーヌ・メゾンデュー)

2006年に創立されたエタ リーブル ド オランジェが、翌2007年に発表したスズランの香り「ドント ゲット ミー ロング ベイビー」は、アントワーヌ・メゾンデューにより調香されました。そして、2016年に「イエス アイ ドゥー」の名で究極形態を迎え発売されました。
その他のブランド

【ニコライ】オダリスク(パトリシア・ド・ニコライ)

1989年に創業されたフレグランス・ブランド「ニコライ」が創業された時に発表した4つの香りのうちのひとつが「オダリスク」です。創業者であり専属の調香師パトリシア・ド・ニコライにより調香されました。
ジョー・マローン・ロンドン

【ジョー マローン】ブルー アガバ & カカオ コロン(パトリシア・シュー)

このコロンは、恐らくジョー・マローンがリリースしてきたコロンの中で、最も「男前」な女性を演出してくれる香りでしょう。ジョー・マローンが〝ラテン音楽のリズムと活気〟を投影した香りとして2006年に発売されました。パトリシア・シューによる調香です。
ジョー・マローン・ロンドン

【ジョー マローン】ヴィンテージ ガーデニア コロン(ジョー・マローン)

ジョー・マローン・ロンドン創立10周年を記念して、2004年に発売されたのが、「ヴィンテージ ガーデニア コロン」です。2012年に一度廃盤になって以来何度か限定販売されるたびに即完売している「伝説のガーデニアの香り」です。この香りは、ジョー・マローン自身により調香されました。
ゲラン

【ゲラン】ジッキー(エメ・ゲラン)

本格的なフレグランスの歴史は「ジッキー」からはじまりました。この香りこそが、天然香料と合成香料を組み合わせて作られた、現在も継続して販売されている最古の香りです。エッフェル塔が建てられた1889年に、ニ代目ゲラン調香師エメ・ゲランにより調香されました。
ジョー・マローン・ロンドン

【ジョー マローン】ブラック ベチバー カフェ コロン(ジャン=クロード・デルヴィル)

「ブラック ベチバー カフェ コロン」は、本気でコーヒーノートを作り出そうとしたそのユニークな試みによりいまだコアなファンを獲得している香りです。2003年にジャン=クロード・デルヴィルにより調香されました。
ジョー・マローン・ロンドン

【ジョー マローン】バーベナ オブ プロヴァンス コロン(ジョー・マローン)

1994年10月17日にロンドンに一号店をオープンし、彼女が予測していた以上の売り上げを上げることになったジョー・マローン。彼女がフランスの田舎の空気を謳歌していたある夏の晴れた日の情景をボトルに詰め込んだ香りです。1995年にジョー・マローン自身により調香されました。
ゲラン

【ゲラン】アクア アレゴリア ピヴォワンヌ マグニフィカ(カリン・デュブルイユ・セレーニ)

1999年に誕生した『アクア・アレゴリア』シリーズ。「ピヴォワンヌ マグニフィカ」はその第六弾として2005年に発売された2作品のうちのひとつです。優しいフローラルの香りは、現在のロクシタンの専属調香師カリン・デュブルイユ・セレーニにより調香されました。
ゲラン

【ゲラン】アクア アレゴリア レモン フレスカ(ジャン・ポール・ゲラン)

1999年に誕生した『アクア・アレゴリア』シリーズ。「レモン フレスカ」はその第四弾として2003年に発売された2作品のうちのひとつです。ジャン・ポール・ゲランにより調香されました。弾けるよう新鮮なレモンとライムをテーマにしたレモンシャーベットのような香りです。
ゲラン

【ゲラン】アクア アレゴリア リリア ベーラ(ジャン・ポール・ゲラン)

1999年に誕生した『アクア・アレゴリア』シリーズ。「リリア ベーラ」はその第三弾として2001年に発売された2作品のうちのひとつです。ジャン・ポール・ゲランにより調香されました。ホワイトフローラルの優しい甘さに包まれたスズランの香りです。
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