究極のフレグランスガイド!各ブランドの聖典ページ一覧にすすむ

【ゲラン】アクア アレゴリア ピヴォワンヌ マグニフィカ(カリン・デュブルイユ・セレーニ)

ゲラン
ゲラン
この記事は約2分で読めます。
当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

アクア アレゴリア ピヴォワンヌ マグニフィカ

原名:Aqua Allegoria Pivoine Magnifica
種類:オード・トワレ
ブランド:ゲラン
調香師:カリン・デュブルイユ・セレーニ
発表年:2005年(現在廃盤)
対象性別:女性
価格:75ml/6,500円

スポンサーリンク

ある意味、ル ラボの先を行く香り

©GUERLAIN

ゲランが、極めつけの天然素材をピックアップし、その素材から明るい一面を引き出し、幸せなひとときを人々に与えてくれる軽やかな香りを作るというコンセプトで、1999年に誕生した『アクア・アレゴリア』シリーズ

ピヴォワンヌ マグニフィカ」はその第六弾として2005年に発売された2作品のうちのひとつです。優しいフローラルの香りは、現在のロクシタンの専属調香師カリン・デュブルイユにより調香されました。

「ピヴォワンヌ」とは、フランス語でボタン科シャクヤクを意味します。江戸時代のことわざ「立てば芍薬、坐れば牡丹、歩く姿は百合の花」に喩えられる和服美女を象徴する花です。

涼しげな甘さのバイオレットと柑橘系が混じり合うトップノートの背景には早くもアイリスのパウダリー感が漂って来ます。そして、ドライダウンまで、アイリスの存在のみ感じさせ、ピオニーらしき香りは一向に現れません。かなり謎のネーミングの香りです。

ルカ・トゥリンは『世界香水ガイド』で、「ピヴォワンヌ マグニフィカ」を「不快なフローラル」と呼び、「最近のいかれたフローラルにありがちな乱暴者のピオニーアコード(そうそう、いわゆる新しい香水のカテゴリーだ)。溶接中の船を見物しながら、アルミホイルを噛みしめているような感じだ。」と1つ星(5段階評価)の評価をつけています。

スポンサーリンク

香水データ

香水名:アクア アレゴリア ピヴォワンヌ マグニフィカ
原名:Aqua Allegoria Pivoine Magnifica
種類:オード・トワレ
ブランド:ゲラン
調香師:カリン・デュブルイユ・セレーニ
発表年:2005年(現在廃盤)
対象性別:女性
価格:75ml/6,500円


トップノート:バイオレット、ピンク・グレープフルーツ、ベルガモット
ミドルノート:ピオニー
ラストノート:アイリス、ウッディー・ノーツ