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スティーブ・マックイーン6 『華麗なる賭け』2(2ページ)

スティーブ・マックイーン
スティーブ・マックイーン
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オレンジ色のバスローブ


トーマス・クラウン・スタイル7 バスローブ
  • オレンジバスローブ、ピックステッチ
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マックイーン自身の最もお気に入りの作品

珍しいブラウンの3ピース・スーツにマスタードゴールド・タイ。

フェイ・ダナウェイとマックイーン。

チャップリンの『独裁者』のような巨大な地球儀。

全てが完璧なタイムレス・シルエットです。

トーマス・クラウン・スタイル8 ブラウンの3ピース
  • ダグラス・ヘイワード
  • ブラウンの3ピース、モヘア、タイトシルエット、細身のラペル、2つボタンジャケット、1つの袖ボタン、ダブルベンツ、ラペル付きベスト、ベルトのない、サイドアジャスト出来るトラウザー
  • クリーム色のコットンシャツ、ピンカラー
  • マスタードゴールドのネクタイ、ダークブラウン・ストライプ入り
  • 同色のポケットチーフ
  • パテック・フィリップの懐中時計。

本作は1967年6月6日から9月22日にかけて撮影されたのですが、それに先立つ1967年3月に、スティーブ・マックイーンは、グローマンズ・チャイニーズ・シアターの前庭のコンクリートに足型を押し、その光栄に浴する153番目のスターになりました。その時のコメントがマックイーンらしいです。「あの空騒ぎにはうんざりしたよ。私は芸をする象になったような気分になったね」。

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誘惑のチェス・ゲーム







トーマス・クラウン・スタイル9 グレー×パープル
  • ダグラス・ヘイワード
  • ダークグレーのウールの3ピース、タイトシルエット、細身のラペル、2つボタンジャケット、2つの袖ボタン、ダブルベンツ、ラペルのないベスト、ベルトのない、サイドアジャスト出来るトラウザー
  • ライラックストライプピンク(ソフトピンク)のシャツ
  • 光沢のあるシルクのパープルネクタイ
  • シルバーとブラックのペイズリー柄のポケットチーフ
  • ダーク・コードバン。レザー・カップトゥ・バルモラル
  • カルティエのタンク・アメリカン

この作品のマックイーンに対して、彼にはスーツ・スタイルが似合わないと発言する人に共通しているのは、以下の二点です。

  1. 25歳をすぎて以降、スーツを着た経験がほとんどない。
  2. ただ単にスーツの着こなし方が分かっていない。

このマックイーンのスーツスタイルが欧米圏のメンズ・ファッションに与えた影響は破壊的であり、まさに十戒のようなものでした。それはファッション&アパレルに関わる人間にとって、最低10回、年に1回は見ておかなければならない聖典であり、疑う必要もなく最高級のメンズ・スタイルが啓示されているのです。