究極のフレグランスガイド!各ブランドの聖典ページ一覧にすすむ

ラトリエ デ パルファム 新宿高島屋店【全国フレグランス×香水聖地ガイド2022】

全国フレグランス聖地ガイド
©Takashimaya
全国フレグランス聖地ガイド香りの美学
この記事は約5分で読めます。

ラトリエ デ パルファム 新宿高島屋店

場所 東京・新宿高島屋
住所 東京都渋谷区千駄ケ谷5丁目24−2 1階
電話 03-3358-1319

2021年1月まで、GINZA SIXに存在した「サロン デ パルファム」に、東京でも三本の指に入る「ラトリエ デ パルファム」の「希望の星」とも言える若き女性販売員様がおられました。

ほとんどの東京のパルファムソムリエール(非常に残念なことに、名前だけの価値しか生まなくなってきているブルーベル・ジャパン独自の資格)を凌駕する、この方の知識量の豊富さと香水愛の深さに、カイエデモードも完全に脱帽いたしました。

そんな彼女が東京ミッドタウン勤務を経て、ついに2021年12月にリニューアルした新宿高島屋勤務となったのです。

スポンサーリンク

〝香水選び〟の聖地巡礼ブームのはじまり

新型コロナウイルス(COVID-19)が、日本人とフレグランスの結びつき方に思わぬ影響を与えています。それは他人に気を使いながら=〝香害〟を気にしてフレグランスを使用するという今までの感覚から、家の中で、自分の心を豊かにするために、真に自分の心が求めているフレグランスを使用するという感覚への進化です。

アロマオイル=〝癒し〟、ルームフレグランス=〝リラックス&リフレッシュ〟というように、それぞれに役割があるとするなら、フレグランス(香水)には、クラシック音楽を聴くような、心を豊かにする役割があります。

そして、人々は、フレグランスの本を買い求めたり、カイエデモードのようなサイトを訪れ、色々な香りの背景に興味を持つようになりました。

特に、元々フレグランスにほとんど興味のなかったファッション感度の高い人々や教養の高い人々、または昔香水にハマっていた方々が、新たにこの世界に興味を持ち始めるようになり、〝新しいもの〟が持て囃された時代から、〝本当に良いもの〟を求める洗練の時代へと移行しつつあります。

さらに言うと、SNSでバズっている香水情報ほど「一番あてにならない情報」という感覚が定着しつつあります。香水とは、きわめてパーソナルなものであり、金太郎飴のようなオススメ情報(その根拠も非常に怪しい)より、嗅覚を磨いて、自分の肌で決めていく方が遥かに楽しいのです。

そして、ウィズコロナ時代の真っ只中に突入した今では、フレグランスを愛する皆様が、一斉に、香りに愛と共感を求め、蜜蜂が蜜を探すように聖地巡礼の旅を楽しんでおられるのです。

香水選びの聖地巡礼ブーム〟の到来です。

これからの時代、香水販売員=香りの案内人に求められる要素は、〝手際よく商品を売る〟ではなく(もはやその役割は、オンラインに任せれば良い)、お客様と香りを結びつける愛を共有出来るか、もしくは、お客様の新しい出会い(=新たなる香り)を一緒に探していくことが出来るかどうかになっていくことでしょう。

同じ香りであっても〝愛なき世界〟ではなく、〝愛に包まれた世界〟で購入したほうが〝本当に自分に相応しい一本を見つけること〟が出来るのですから…

スポンサーリンク

新宿高島屋の「新世代のフレグランス・スペシャリスト」

そんな次世代の香水販売スタイルを最も最初に取り入れた販売員の方々が、

  • ルイ・ヴィトン神戸店の女性スペシャリスト様
  • ル シヤージュ 京都の米倉さん
  • LE LABO 渋谷パルコ/二子玉川店の男性店長様

の御三方でした。

さて、お待たせしました。ここに、熱烈にお客様からの支持を勝ち得ている〝香水おねえさん〟をご紹介させていただきます。次世代の香水販売スタイルの若き継承者であろう方です。

2021年1月まで存在したGINZA SIXの「サロン デ パルファム」で、素晴らしくフレグランスの知識が豊富な男性チーフ(この方は現在、東武池袋のサブチーフをしておられます)の下で、伸び伸びとその才能を伸ばしていかれました。

何よりも香りに対する愛の深さを、この方と会話して30秒で感じ取ることが出来ます。

更に、自分の店舗にはないブルーベルが取り扱う香りにまで精通しており(特にペンハリガンラルチザン)、仕事に対する情熱とプロ意識が伝わるだけでなく、ファッションからニッチまであらゆる香りを探求されており、現在所有する香水のボトル本数450本以上という香水愛の相当高い方です。

さらに文学や芸術に対する教養と高い志を持っておられ、香りに対する表現力が非常に豊かです。

しかし何よりも重要なのは、若さと明るさと性格の良さが、滲み出ている方であり、お客様と一緒にキャッキャ言いながら共感を分かち合う空間を自然に生み出すことが出来るところにあります(この感覚が香水を選ぶときに一番重要なのでは…)。

新しい販売スタイル(=自分の言葉で話すスタイル)に適応出来ず、調香師を理解していないとお話にならない香水販売の趨勢から完全に取り残され、形骸化しているパルファムソムリエールという存在に対して、新たなるパルファムソムリエールのあるべき姿を啓示してくれている方だと思います。

彼女は、間違いなくラトリエ デ パルファムの〝希望の星〟であり、彼女こそが〝無冠のパルファンソムリエール〟なのです。

スポンサーリンク

新宿高島屋 VS 新宿伊勢丹の『フレグランス・ウォー』

かつて新宿伊勢丹に対して成すすべもなく朽ち果てようとしていた新宿高島屋が、起死回生のリニューアルを果たしました。高島屋の課題は、イベント企画力の弱さにあります。

たとえば、『大阪の帝王』である梅田阪急になくて、大阪高島屋にはあったフレデリック・マル/キリアンを生かすことが出来ませんでした(もし、関西でサロパ的なものを高島屋が行っていたら革命を起こしていたはずです)。

しかし、とりあえずは、ファッション・フレグランスしか置いておらず、日本一品揃えの悪いラトリエ デ パルファムがあった『香水の墓場』と呼ばれていた新宿高島屋が再建され、メゾン フランシス クルジャングタール、ボンドNo.9、パルル モア ドゥ パルファムといったメゾン・フレグランスを主体とした店舗に生まれ変わったのでした。

さて、ここに新宿の『フレグランス・ウォー』の火蓋が切られたのです。

これからのフレグランス販売は、人間が人間に香りを提案していく時代になるとカイエデモードは考えております。今までのように香水をムエットにかけて黙って立っている販売スタイルは、お呼びじゃない時代となっているのです。

そんな時代を象徴する〝香水おねえさん〟がおられるのが、この新宿高島屋のラトリエ デ パルファムなのです。

タイトルとURLをコピーしました