パルファン サトリ
場所 東京・六本木
公式ホームページ
世界的な香水批判の権威であるルカ・トゥリンとタニア・サンチェスによる「パフュームガイド2018(世界香水ガイド3)」にも掲載され、驚異的な高評価を獲得した唯一の日本人調香師・大沢さとり様のニッチ・フレグランス「パルファン サトリ」は、日本のフレグランス愛好家にとってのエルサレムであり、聖地です。
私は神について語る言葉を持たぬ
香りは、ブランドにより売り出されるが、ブランドによって作られるのではない。調香師によって作られるのである。
フレグランス愛好家ならば、最低一本は所有したいニッチ・フレグランス・ブランドです。そして、出来れば、直接さとり様のアトリエ・ショップで購入すべきでしょう(もしくは、関西圏ならば、フルラインナップで揃えているル シヤージュ京都様)。
場所は、六本木ミッドタウンから徒歩10分も歩かない場所にあります。電話で誘導してくれるスタッフの方も、販売を担当している方も、かなり丁寧です。
ルカ・トゥリンが「ハナヒラク」★★★★、「イリスオム」★★、「シルクイリス」★★★★、「コケシミズ」★★★、「オリベ」★★★★、「サクラ」★★★★、「サトリ」★★★★、「ワサンボン」★、「ヨルノウメ」★★★という評価を下しているのですが、私は彼の高評価と低評価の香りにいつも注目しているので、サトリ様の香りに対する評価ははっきりしていていずれにしても気になります(ルカの評価1は、人によっては最高傑作であったりします)。
カイエデモードでは、恐れ多くて、サトリ様の香りを分析することは今のところございません。そして、これ以上の言葉はいらないでしょう。私は神について語る言葉を持たぬものです。
ここはただただフレグランスを愛する者達にとっての聖地なのです。
追記:私の大親友(ファッションIQはMAX、フレグランスIQはゼロ)が、最近フレグランスに興味を持ちはじめ、「私は何事も本物から入っていくタイプよ」なんてことをいけしゃあしゃあと言いながらアトリエ・ショップを訪問したとの事。
その話を聞いていると、どうやらサトリ様のアトリエは、香りについて興味を持ち始めた初心者の方が「最初にお伺いするべき聖地」でもあるということが分かりました。
すごく丁寧に、フレグランスについて教えてもらいながら、〝目から鱗ループを繰り返しながら〟自分に相応しい香りを見つけることが出来たとのことです。
(写真は、パルファン サトリHPより)
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