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ミア・ファロー3 『ローズマリーの赤ちゃん』3(2ページ)

ミア・ファロー
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そして、ローズマリーはピクシーになる。

悪魔の子を身に宿し、なぞの薬草ドリンクを与えられるローズマリー。

大きなフロント・ボタンがかなりキュートです。

2人に演出をつけるロマン・ポランスキー監督。

ローズマリー・ルック15 フロントボタン・ワンピース
  • クリーム色のフロントボタンワンピース、ネイビーとブラウンのバイカラードット柄
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ついに登場!いまだにファッションシーンを揺らすピクシーカット

「ヴィダル・サスーンでカットしたの」と言うローズマリー。

中には、イエロー(マスタード)カラーのセーター。

ダークブラウンのセーターとの組み合わせも。

ローズマリー・ルック16 ピクシー・トレンチ
  • ピクシー・カットにベージュのトレンチコート
  • イエロー・セーター→ダークブラウンのセーター
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「帝王」ヴィダル・サスーン






『ローズマリーの赤ちゃん』の撮影が始まる一週間前の1967年8月14日に、パラマウント・スタジオのボクシング・リングのセット上にて、ヘア・スタイリストであるヴィダル・サスーン(1928-2012)がロンドンから招聘され、ミア・ファローの髪をカットしました。それは、友人のロマン・ポランスキーによる要望でした。一方、その舞台裏では、ミアの当時の夫フランク・シナトラの大反対がありました。

マリー・クヮントナンシー・クワンの髪を切り話題を呼んだヴィダル・サスーン。まだ髪が洗い濡れた状態で、いくつかに区画分けし、1cmの厚みでカッティングしていく画期的な方法により、60年代にヘア・スタイリストという職業を創り上げたヴィダルのために、このキャンペーン・カットで支払われたギャランティは5000ドルでした。

以後、彼は〝1カット5000ドル〟という神話を生み出すことになるのです。