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ミア・ファロー10 『華麗なるギャツビー』4(3ページ)

カルティエ
カルティエファッション・ブランドミア・ファロー女を磨くアイコン映画女優
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作品データ

作品名:華麗なるギャツビー The Great Gatsby (1974)
監督:ジャック・クレイトン
衣装:セオニ・V・アルドリッジ
出演者:ロバート・レッドフォード/ミア・ファロー/ロイス・チャイルズ/サム・ウォーターストン/ブルース・ダーン/カレン・ブラック

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もう一つのデイジーのアイコニック・ドレス

実にカラフルな登場人物それぞれのファッション。

帽子は、その時代を映す鏡です。現在は「帽子の復権」の時代となりました。

本当に魅力的なデイジーのキャプリーヌ。

もっとも有名な『華麗なるギャツビー』のスチール写真。

このドレスの美しさは、逆三角形のシルエットにあります。

オリジナル・コスチューム写真。

オリジナル・シューズ写真。

オリジナル・ハット写真。

デイジー・ブキャナン・ルック13 イエローケープ
  • 白のホースヘアのキャプリーヌにイエローのブレード
  • イエローのシルクシフォンケープ
  • イエローのシルクシフォンドレス
  • 35万ドルの一連ロングのパールネックレス、カルティエ
  • 白のハイヒールパンプス

「あの声はお金にあふれているんです」と、いきなり彼は言った。まさにそのとおり。それまでぼくは気づかなかったけれども、それは金にあふれた声だった。高く低く波動するあの声の尽きせぬ魅力はそれだったのだ。りんりんとしたあの響き、あのシンバルの歌声、あれは金の音であった・・・いと高き純白の宮殿に住む王女、黄金の娘・・・

『華麗なるギャツビー』F・スコット・フィッツジェラルド

1970年から国鉄がはじめた「ディスカバー・ジャパン」キャンペーンもそうですが、本作のような1920年代から30年代を取り上げた作品群が、1970年代に多く制作され、当時の若い世代に対して、ヴィンテージ(アンティーク)嗜好へと向かわせるきっかけを作りました。

そして、世界中の大都市で、ファッションとしての側面を持つ古着屋がオープンしていきました。70年代半ばには、日本の原宿にもそういった店がたくさん出来ていったのです。

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デイジーのラストクローズ

ファーをトリムしたコートも20年代に流行しました。

デイジーの精神崩壊が予想されるダークトーンなスタイル。

オリジナル・コスチューム写真。

オリジナル・コスチューム写真。

デイジー・ブキャナン・ルック14 ラストガウン
  • モーブ色のシルク・ターバン
  • モーブ色のファー・トリム・コート
  • モーブ色のクラッチ

ミア・ファローのデイジーを見ていると、二つの解釈が出来ます。一つは、ギャツビーが、自分の責任で殺されようとも、そんなことは気にせずに図太く生きていくという解釈と、もう一つは、結局はデイジーのモデルとなったゼルダのように、狂乱の20年代が過ぎ去ると、精神崩壊し、生きる屍と化していくだろうという解釈です。

現在のパーティ・ピープルもそうなのですが、結局のところは、フラッパーとその本質は大して変わらないものであり、ただただ、やたらにスマホを振りかざして写真を撮りまくりたがる行為と、音楽の騒々しさが遥かに増している点が違うだけです。パーティを繰り返していても、結局は得られるものは対してなく、ギャツビーのように失われるものの方が多いという皮肉はタイムレスな主題なのではないでしょうか。

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