マリリン・モンロー

マリリン・モンロー4 『七年目の浮気』2(2ページ)

    作品名:七年目の浮気 The Seven Year Itch (1955)
    監督:ビリー・ワイルダー
    衣装:ウィリアム・トラヴィーラ
    出演者:マリリン・モンロー/トム・イーウェル/イヴリン・キース



    イイ女の絶対条件。それは白を制すること。

    男をその気にさせてしまう女を演じたら、マリリンの右に出るものはない。

    右手にシャンパン、左手にポテトチップス。塞がれた両手で男を操る。

    カメラテスト。

    マリリン・モンロー・ルック4  シャンパンドレス
    • シャンパンドレス、スパゲッティストラップ
    • デルマンのシルバーハイヒールサンダル

    マリリン・モンローはヘア・スタイルによって作られたものではない。または顔の造形によって作られたものでもない。抜群のスタイルにより作られたものでもない。その独特なヴォイスで作られたものでもない。全ての個性をノーマ・ジーンが極めて慎重に組み合わせた結果によって作り出されたものである。それがマリリン・モンローである。イイ女は、アンサンブルを大切にしています。そして、アンサンブルがその人に個性をもたらします。マリリンの場合は、全てのアンサンブル・テーマが「無垢と成熟のアンバランスなバランス」。それを奇跡的に組み合わせたからこそ、マリリンは、唯一無二の存在であり、女性にとってタイムレスなスタイル・アイコンになれたのです。

    ブリジッド・バルドーが魅了された、マリリンのスターさえも魅了するオーラの源はビリー・ワイルダー監督のこの一言につきるのではないではないでしょうか。「彼女は写真に撮るとまさに本物の肉体のように映る肉体をしている。観客は、手を伸ばしさえすれば触れられそうな気がするのだ」

    ドレスアップし、女の色気を一気に示しているマリリン。しかし、ポテトチップスをシャンパンに浸したり、ピアノを少女のように連弾したりと、無邪気さも伴わせています。その姿は、ことさら等身大の魅力を誇示するわけでもなく、届きそうな距離感に存在し、それが60年以上たとうとしている現在においてもそうであるという奇跡を生み出しています。



    白いスカートから美脚が見えた瞬間。世界の中心は、マリリンの美脚になった。

    マリリン・モンローのアイコニック・ショット!

    この時、世界は彼女の引き締まった足首の虜になりました。

    オールホワイトの魔力。

    1954年9月15日、ニューヨークのレキシントン・アベニューの51丁目の角で午前1時に撮影された。

    夜中であるにも関わらず数千人のギャラリーが集まる。

    スカートが翻るたびに、野次馬の歓声が。撮影風景を見学していた当時のマリリンの夫ジョー・ディマジオは激怒しました。

    そして、二人は大喧嘩し、この撮影がきっかけとなり、274日間の結婚生活に終止符が打たれます。

    マリリン・モンローと言えば、このホワイトドレスが思い出されます。それは、もはや個人のシンボルである領域を飛び越えて、ハリウッドスター=マリリンのこのホワイトドレスにまでなっています。マリリン・モンローは恐らく映画史上初めてフルカラーの生み出す魔力を知り、フルカラーを生かすことに成功した女優と言われています。

    フルカラーだからこそ、フルにカラーを使わないテクニック。マリリンは後の女性のスタイリングの典型を私たちに示してくれます。さまざまなカラーの情報量を相手に与えることは、百害あって一利なしであると。



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