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【メゾン フランシス クルジャン】アミリス オム(フランシス・クルジャン)

メゾン・フランシス・クルジャン
©Maison Francis Kurkdjian
メゾン・フランシス・クルジャン
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アミリス オム

原名:Amyris Homme
種類:オード・トワレ
ブランド:メゾン・フランシス・クルジャン
調香師:フランシス・クルジャン
発表年:2012年
対象性別:男性
価格:70ml/37,400円
販売代理店ホームページ:ラトリエ デ パルファム

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アイリスが生み出す、パリジャンの真髄を我が身に。

©Maison Francis Kurkdjian

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フランシス・クルジャンが、2009年にメゾン・フランシス・クルジャンを創業した3年後の2012年にブランドを代表するペア・フレグランスとして誕生させたのが「アミリス ファム」と「アミリス オム」でした。「アミリス オム」は、パリジャンの真髄を表現すべく生み出された香りです。

サンダルウッド(白檀)に似た香り立ちがするので、どこまでも白檀の二軍のような立ち位置を強いられていたハイチ原産のジャマイカ産アミリス。

このミカン科の植物をメインに据え、クルジャンが最も苦手としてきた香料の克服を図り生み出された香りです。その香料とは、アイリスです。

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石鹸が泡立つように、不思議なほろ苦いチョコレートの香り

©Maison Francis Kurkdjian

フレッシュでジューシーな煌めくマンダリン・オレンジにアロマティックなローズマリーが注ぎ込まれるようにしてこの香りははじまります。すぐに温かくミルキーなアミリスとココナッツと共に、アイリスと(タバコのような)トンカビーンがパウダリーな香ばしい甘さを広がらせてゆきます。

ここで、サフランと共に、メタリックなスパイシーさを解き放つローズマリーがアクセントとなっています。やがて、アガーウッドが滑らかにアイリスとトンカビーンと調和し、コーヒーとアンブロキシドと溶け合いながら、素肌の上に明るい輝きを放ちながら引き伸ばされてゆきます。

とても穏やかで艶やかな男の色気を演出してくれる、石鹸が泡立つように、不思議なほろ苦いチョコレートの香り。

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アミリス オム エキストレ ドゥ パルファム


2019年11月に数量限定発売として、「アミリス オム エキストレ ドゥ パルファム」が発売されました。70mlで42,460円というかなり高額なものです。

フィレンツェ産イリスバターと、新たに加わったスパイシーなバニラとサフランの調和が素晴らしいです。

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香水データ

香水名:アミリス オム
原名:Amyris Homme
種類:オード・トワレ
ブランド:メゾン・フランシス・クルジャン
調香師:フランシス・クルジャン
発表年:2012年
対象性別:男性
価格:70ml/37,400円
販売代理店ホームページ:ラトリエ デ パルファム


トップノート:モロッコ産ローズマリー、シチリア産マンダリン・オレンジ、サフラン
ミドルノート:アミリス、ココナッツ、コーヒー、アイリス、ミルク・チョコレート
ラストノート:ブラジル産トンカビーン、アガーウッド、シダーウッド