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ジェーン・フォンダ

ジェーン・フォンダ4 『バーバレラ』4(2ページ)

ジェーン・フォンダ
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ジェーン・フォンダのバーバレラ・シンドローム

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1968年、世界中の若者の脳内は、このようなアシッド・トリップ状態でした。

ジェーン・フォンダとアニタ・パレンバーグという両手に花状態で空を飛ぶ天使パイガーのバックに流れる、ニューヨークのサイケデリック・バンド〝グリッターハウス〟が歌うエンディング・テーマ「エンジェル・イズ・ラブ」も、お花畑サウンドで素晴らしいです。

オープニング・ソングと、この曲は、間違いなく、ビートルズやローリング・ストンズの一曲一曲に匹敵する60年代を代表するポップソングでしょう。

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撮影の合間のジェーン・フォンダの私服。

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ノースリーブ・タートルネック。

この作品によって、ロジェ・ヴァディムというヘルター・スケルターから解放されたジェーン・フォンダは、一人の女優として、そして、70年代を代表するファッション・アイコンとして、頂点に上り詰めて行くのでした。その原動力となった人が、フェイ・ダナウェイでした。

そして何よりも私を惨めな気分にしたのは、海の向こうでフェイ・ダナウェイが『俺たちに明日はない』でセンセーションを巻き起こしているという現実だった。別に彼女にライバル意識を持っていたわけではなかったのだが。自分の人生が第二幕に入り、早くもピークを過ぎて、下り始めたような気がした。

ジェーン・フォンダ

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カーラ・デルヴィーニュのバーバレラ

ティエリー・ミュグレーのジャケットとスカート、クリスチャン・ルブタンのブーツ。

ヴェルサスヴェルサーチのドレス、アツコ・クドウのラバー・ストッキング、フランチェスコ・ルッソのシューズ、ティエリー・ミュグレーのヘルメット。

21世紀において、一流のファッション・アイコンになり得る最短距離に位置するカーラ・デルヴィーニュ。その才能をSNSや単純作業ですり減らさずに、女優や創造する人として、前進して欲しい人。この独特なルックスと表現力は、間違いなくずば抜けています。