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ジェームズ・ボンド

【写真で見る】ジェームズ・ボンド・スーツ図鑑【ダニエル・クレイグ編】③

ジェームズ・ボンド
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3作目 007 スカイフォール(2012)

2012年のロンドン五輪の開会式エリザベス女王と出演したことにより、ダニエル・クレイグの六代目ジェームズ・ボンドは、21世紀で最も有名なメンズ・アイコンとなりました。そんなダニエル・ボンド第三弾。もはや子供から中年男子までの、憧れの鉄板アイコンとなったJBの、トム・フォード×オメガ×クロケット&ジョーンズの三位一体スタイルを見て、学べ!古いとか新しいとか、そういう次元を超えた21世紀のキング・オブ・クールの神話の始まりです。

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スーツ1.ライトグレースーツ




オープニングのイスタンブールのアクション・シーンで、トム・フォードのスリム・ノッチラペル、段返りの三つボタンのグレーウールスーツで登場するジェームズ・ボンド。トム・フォードの白のドレスシャツにトム・フォードのシルバー×ブラックのバスケット織りのナロータイ、トム・フォードのホワイトゴールドのシルバーシリンダー・カフスリングで合わせています。

靴はクロケット&ジョーンズの黒のカーフレザーのチャッカブーツ「テットベリー」に、腕時計はオメガシーマスター プラネットオーシャンです。

アクション・シーンのために85着のトム・フォードのスーツが用意されました。本作のボンド・スーツのシルエットは、甲冑のように逞しくもスリムフィットというアンバランスなバランスを追求しています。

その戦闘服のようなテーラードスーツのシルエットが、40男でありながら、鍛え上げた肉体を駆使して戦う説得力と、憧れを生み出しています。それは、スーツが肉体を覆い隠すのではなく、スーツが肉体をより輝かせるという発想の転換を、ジェームズ・ボンドというキャラクターの力を借りて、トム・フォードが見事に表現しています。

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