ラトリエ デ パルファム 西武池袋本店
場所 東京・西武池袋
住所 東京都豊島区南池袋1丁目28−11階(中央ゾーンB6)=化粧品売場 フレグランスコーナー
電話 03-5952-0717
「ル シヤージュ 京都」の米倉様の接客に衝撃を受け、香水販売員に転職し、東京・西武池袋本店のラトリエ デ パルファムで活躍されている女性販売員様(ラウンダー)がおられます。2022年のサロンドパルファンでは、メンズ館のペンハリガンのポートレートを担当し、今年8月には日本橋三越でクリヴェリを担当しておられたこの方は、明るく丁寧に香水愛に満ちた接客をして下さる方です。
〝香水選び〟の聖地巡礼ブームのはじまり

©Sogo & Seibu Co., Ltd
2023年1月末に退職された「ラトリエ デ パルファム 新宿高島屋店」の〝香水おねえさん〟のロスを埋めるべく、新たなるスタ-の誕生です。
新型コロナウイルス(COVID-19)が、日本人とフレグランスの結びつき方に思わぬ影響を与えています。それは他人に気を使いながら=〝香害(薄っぺらな造語)〟を気にしてフレグランスを使用するという〝何か悪いものでも愛好しているような感覚〟から、家の中で、自分の心を豊かにするために、心が求めているフレグランスを愛用するという〝人生を豊かにする存在に愛されているような感覚〟へと変わっていったのでした。
アロマオイル=〝癒し〟、ルームフレグランス=〝リラックス&リフレッシュ〟というように、それぞれに役割があるとするなら、フレグランス(香水)には、クラシック音楽を聴くような、心を豊かにする役割があります。
そして、人々は、フレグランスの本を買い求めたり、カイエデモードのようなサイトを訪れ、色々な香りの背景・作り手に興味を持つようになりました。
特に、元々フレグランスにほとんど興味のなかったファッション感度の高い人々や教養の高い人々、または昔香水にハマっていた方々が、新たにこの世界に興味を持ち始めるようになり、〝新しいもの〟が持て囃された時代から、〝本当に良いもの〟を求める洗練の時代へと移行しつつあります。
さらに言うと、SNSでバズっている香水情報ほど「一番あてにならない情報」という感覚が定着しつつあります。香水とは、きわめてパーソナルなものであり、金太郎飴のようなオススメ情報(その根拠も非常に怪しい)より、そのような情報からは距離を置いて、嗅覚を磨いて、自分の肌で決めていく方が遥かに楽しいのです。
そして、アフターコロナ時代に突入した今では、フレグランスを愛する皆様が、一斉に、香りに愛と共感を求め、蜜蜂が蜜を探すように聖地巡礼の旅を楽しんでおられるのです。
〝香水選びの聖地巡礼ブーム〟の到来です。
これからの時代、香水販売員=香りの案内人に求められる要素は、〝手際よく商品を売る〟ではなく(もはやその役割は、オンラインに任せれば良い)、お客様と香りを結びつける愛を共有出来るか、もしくは、お客様の新しい出会い(=新たなる香り)を一緒に探していくことが出来るかどうかになっていくことでしょう。
同じ香りであっても〝愛なき世界〟ではなく、〝愛に包まれた世界〟で購入したほうが〝本当に自分に相応しい一本を見つけること〟が出来るのですから…
西武池袋本店の「次世代のフレグランス・スペシャリスト」
そんな次世代の香水販売スタイルを最も最初に取り入れた販売員の方々が、
- ルイ・ヴィトン神戸店の女性スペシャリスト様
- ル シヤージュ 京都の米倉様
- ルラボ GINZA SIXの男性店長様
の御三方でした。
さて、お待たせしました。ここに、以前は東京大丸や新宿伊勢丹のフレグランスコーナーに勤務されていて、熱烈にお客様からの支持を勝ち得ている西武池袋店の女性販売員様をご紹介させていただきます。次世代の香水販売スタイルを継承していく方でしょう。
米倉様の接客を受けて、彼女の中の香りに対する愛が急激に高まり、「私も米倉さんのように、色々な人々の香り探しのお役に立ちたい」という思いとなり、転職され、東京のラトリエ デ パルファムで香水接客をしておられる方です。
2022年のサロンドパルファンでは、メンズ館のペンハリガンのポートレートを担当し、今年8月には日本橋三越でクリヴェリを担当しておられたこの方は、笑顔が本当に素敵で、心癒される空気感の中で丁寧に接客をして頂ける方です。
何よりも香りに対する愛の深さを、この方と会話して30秒で感じ取ることが出来ます。
お客様と一緒に共感を分かち合う空間を自然に生み出すことが出来る方であり、自分の言葉で香りのひとつひとつの物語をお伝えしてくださるスタイルは、米倉様の影響を強く受けており、これからのブルーベルに求められる接客姿勢です。
調香師や取り扱っていないブランドの香りをある程度理解していないといけない、プロ化していく香水販売の流れから、完全に取り残され形骸化しているパルファムソムリエールという存在に対して、新たなるパルファムソムリエールのあるべき姿を啓示してくれている方だと思います。
彼女は、間違いなくラトリエ デ パルファムの〝新たなる希望の星〟であり、彼女こそが〝無冠のパルファンソムリエール〟なのです。
ちなみにこちらの店舗はフレデリック・マル取り扱い店舗となっております。
最近は、例えば今月を例にあげると新宿伊勢丹、新宿伊勢丹メンズ館、日本橋三越、ヒカリエ、横浜高島屋で、ラウンダーとして忙しくしておられます。