全国フレグランス聖地ガイド

グッチ 青山&銀座

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グッチ 青山&銀座
★★★☆☆ 東京・青山&銀座
公式ホームページ

グッチにもルイ・ヴィトンのようなフレグランス・スペシャリストの存在が必要でしょう。3万円を超えるラグジュアリー・フレグランスは、浅い知識で売れるバッグや財布ほど、甘くないことを知らなければなりません。なぜならば、この価格帯のフレグランスに価値を見い出せるお客様は、フレグランスIQが恐ろしく高いわけなのですから。

2019年5月21日より、グッチ青山、新宿、銀座の三店舗限定で発売されているのが、グッチの新ラグジュアリー・フレグランス・コレクションである「ザ アルケミスト ガーデン」です。それは、「グッチ ブルーム」シリーズの成功に乗り、クリエイティヴ・ディレクターのアレッサンドロ・ミケーレと調香師アルベルト・モリヤスが再びタッグを組んだ壮大なコレクションです。

「錬金術師の庭」の意味を持つこのコレクションは、オードパルファム7種類(100mL 38,800円)、パフュームオイル4種類(20mL 48,600円)、パフュームウォーター3種類(150mL 27,100円)、キャンドル1種類(425g 54,000円)という豊富なラインナップ(=お客様を迷わせてしまうほどに)とかなりのハイプライスです。

グッチは、ミケーレ王朝(2015年から)以降、インバウンドの爆買い効果もあり、もっとも人気の高いラグジュアリー・ブランドのひとつとして売り場面積を、各地で拡大しています。そして、路面店には、ウェルカムパーソンを置いており、どのブランドよりも、訪問客の満足度を高める努力をしているのですが、そこに大きな問題点がひとつ存在します。

それは、急激な販売員の雇用の必要性により、ラグジュアリー・ブランドの販売員に相応しくない販売員が増加していることです。それは崩壊しつつある研修制度の弊害によるものとも言えるのですが、グッチというラグジュアリー・ブランドの歴史や、ファッション・シーンをしっかりと学ばずに、ただただ「ミケーレが」やら「トレンドは」という言葉を連呼するだけで誤魔化せると勘違いしている、ファッションIQが著しく低い販売員が多く存在しています。

ラグジュアリーブランドの販売員にとって、無知を人当たりの良さでカバーするという考えは、非常に危険です。それはブランドには必ず存在するブームというものが過ぎ去ると、一瞬で底が知れてしまうからなのです。今グッチが売れているのは、販売員の販売力ではなく、ブランド力によるものだという事を認識しておかないと駄目です。

そして、実にもったいないことなのですが、全3店舗において、フレグランスIQの低い販売員の間に、この豪華絢爛な「ザ アルケミスト ガーデン」は存在するのです。

どの店舗にもフレグランスに対する知識が豊富な販売員は存在しません。だからこそ、これほどのラグジュアリー・フレグランスの販売に関しては、もはや無駄な努力をせずに、ただただ気軽に香りを楽しめる空間を提供するだけに終始することが正解でしょう。この価格帯のフレグランスを正確に説明したければ、ルラボやディプティック、もしくは、ルイ・ヴィトンのフレグランス・スペシャリストにその席を委ねなければ到底無理だからです。

グッチの素晴らしい所は、販売員のアパレルに関する知識は総じて低いのですが、人当たりの良さは、全ブランドでも突出しているところにあります。特に、新宿店の客層よりも、銀座・青山店の客層のほうが、優雅にフレグランスを堪能できる空間を演出してくれています(ただし、時間帯によっては、銀座店は、インバウンド台風が吹き荒れるときがあります)。

だからこそ、思う存分、遠慮なく香りを堪能し、自分自身の力でどの商品が好みかどうかを決める気持ちで伺えば、アルベルト・モリヤスの調香なので、それほど難しい香りは存在しないので何回も通い好みの香りを見つけることができるでしょう。ちなみに、私は、どの香りに対しても、この価格で購入する気にはなれませんでした。

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